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  • 役員の資格

    2015年07月22日

    クラブの会長や委員長への就任を求められたとき、「自分にその資格があるのだろうか」と自問される方が少なくありません。
    定款や細則などに役員になるための資格として「瑕疵なき会員」という言葉がよく出てきます。
    「瑕疵なき」とは一言でいえば「きちんと会費を払って、除名にならない程度に例会や奉仕活動などに参加している」ことです。
    ですから普通は問題なく「瑕疵なき会員」になり、この条件は満たします。
    クラブの会長になるにはほかに指名の1年前から会員であることと会長エレクトになったときPETS(会長エレクト研修セミナー)と 地区研修・協議会に出席するかガバナーエレクトの許可を得て代理を出席させて報告を聞くことが条件です。
    ガバナー補佐は、少なくとも3年間名誉会員以外の正会員であることとクラブの会長を全期務めたことがあることが条件になっています。
    ガバナー補佐の指名を受けるときにはクラブ会長を全期務めていないもののガバナー補佐に就任する7月1日時点では会長を全期務めたことになる場合が悩ましい問題です。
    たとえば昨年度はじめてクラブ会長になった人をクラブ会長の任期中である昨年度内例えば地区研修・協議会時点などでガバナー補佐の指名をしたり受諾したりできるかという問題です。
     RI理事の中には就任時には資格要件を満たすことになるからOKという見解と選出時点でクラブ会長を全期務めていないのでダメという見解とに分かれていて、理事会としてはダメ(指名や受諾できない)というのが2年前にRI日本事務局の回答でした。 
    当地区では、指名時点で会長を全期務めていない方をガバナー補佐に指名することが何度かありました。
    ガバナーノミニーについては「選出のときにガバナーノミニー・デジグネート」という肩書になるとしたうえで5項目の資格条件があります。しかしこの条件はRI理事会が免除できる規定がありますが、ガバナー補佐については資格条件の免除や緩和規定はありません。人格識見や意欲、将来の地区リーダーなどの条件以前の資格条件に「瑕疵がない」会長経験者をガバナー補佐やガバナーノミニーに選ぶべきだと思います。 「引き受け手がいないから仕方がない」というのはさびしい弁明に聞こえます。 SN

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