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  • ロータリーの席次と諮問委員

    2014年07月30日

    ロータリアンは平等といわれますが、国際ロータリー(RI)は会合や行事での紹介の順序、並び順を定めています。
    2013年手続要覧(51ページと52ページ)では、RI会長(または会長代理)の次に会長エレクト、会長ノミニー、副会長、財務長、理事と続きます。
    そのあとに元会長(先任順)、管理委員長、、、理事エレクト、理事ノミニーときて元理事(先任順)になりました。
    つまりエレクトとノミニーは元(パスト)より上位です。
    そして地区ガバナーの下はガバナーエレクト、ガバナーノミニーとなり、パストガバナー(先任順)はガバナーノミニーの下位となりました。
    しかし、以前(2010年手続要覧)はガバナーの下はパストガバナー(先任順)であり、ガバナーエレクトよりも上位でした。
    ちなみに会長ノミニーは副会長や元会長の下で、事務総長の次でした。
    2013年手続要覧で会長エレクト、会長ノミニーが元会長より上位で地区ガバナーエレクトとガバナーノミニーもこれにならってパストガバナーの上になったのですが、これにパストガバナーが猛反発したために今年1月のRI理事会は2013年手続要覧の席次の内パストガバナーの席次をエレクトやノミニーの上に戻しました。
    毎年7月1日のガバナー・元ガバナー懇談会ではガバナーと直前ガバナーが最前列でその次に理事などRIの役員そのあとは先任順でパストガバナーが座り、エレクトやノミニーは末席でした。
    2013年手続要覧通りだと今年の7月1日の席次は大幅変更になったはずですが、理事会決定で例年通りの席次でした。
    どうでもよさそうな事柄ですが、パストガバナーの巻き返しが奏功したもう1点は諮問委員と諮問委員会です。
    2013年の手続要覧の日本語訳では諮問委員会という訳語をやめてパストガバナー審議会としました。
    しかし、これにもパストガバナーの反発があり、今月23日にRIの日本語課が「パストガバナー審議会」という訳を訂正し、以前の諮問委員会に戻しました。
    この結果パストガバナーはこれまでと同様に自動的に諮問委員会の委員つまり諮問委員になるということになりました。

    席次と諮問委員への先祖返りにパストガバナーの執念を感じます。

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