loaging...

週報
Weekly Report

第2983回(2025/11/18)レポート

例会予定

11月25日(火)第3例会 地区大会に振替
11月22日(土)地区大会1日目(対象者のみ):川越プリンスホテル
  ポールハリス・ソサエティ認証式
  指導者育成セミナー・地区大会晩餐会
11月23日(日)地区大会2日目(全会員対象):川越プリンスホテル
  式典 第1部・第2部 杉村太蔵氏 記念講演
12月2日(火)第1例会 年次総会 

目次
1.お客様の紹介
2.会長の時間
3.表彰
4.幹事報告
5.委員会報告
6.ロータリーの友
7.スマイルボックス
8.出席率発表
9.講師紹介
10.卓話

1.お客様の紹介

當眞 正純 副会長

本日のお客様をご紹介いたします。
社会福祉法人同仁学院スーパーバイザー松山聡様、本日卓話をしていただきます髙橋絵美様、同行された中野彩花様です。よろしくお願いいたします。

2.会長の時間

梅沢 好文 会長

立冬を迎え、冷たい空気の中でも園には子どもたちの元気な声が響いています。秋まつりでは、手作りのケーキやアクセサリーを並べて“お店屋さんごっこ”を楽しみ、言葉のやりとりや人との関わり、誰かを喜ばせたいという心を育みました。さらに伝統行事「餅つき」では、「よいしょ」と声を合わせて小さな手でお餅をつき、一年の健康を願いながら協力する楽しさを体験しました。本日は、子どもたちが心を込めて作った お餅 を皆さまにお届けいたします。子どもたちの笑顔と元気を感じながら、温かいひとときをお過ごしください。

3.表彰

鳥居 由美子 直前会長

梅沢会長、井花幹事、米山奨学事業へのご寄付に対し心から感謝の意を表します。

4.幹事報告

井花 佳彦 幹事

📰 発行物のお知らせ
• 文庫通信第395号が発行されています(地区大会講和掲載)。検索は「ロータリー文庫通信」で可能。
• ガバナ月信11月号が発行されています(HP・マイロータリーで参照可)。
• ハイライトよねやま第308号がHPに掲載されています。
🎌 地区大会 in 川越
• 所沢からは18名が参加予定。
• 11月23日:式典・記念講和・クラブ紹介あり。出席をお願いします。
• 駐車場は台数制限あり。電車利用を推奨。ネームプレート持参必須。
📖 RLI(ロータリー・リーダーシップ研究会)
• RLIパートⅢ:12月20日開催予定
• 申込締切:12月5日
📅 クラブ予定
• 11月18日 第2例会 卓話
講師:社会福祉法人同仁学院 里親フォスタリング事業
髙橋絵美 様
同行者 松山聡様・中野彩花様
演題:「社会的養護の子どもたちの現状と里親制度」
• 11月25日 第3例会 → 地区大会振替例会
• 12月2日 第6回理事会(理事役員は出席必須)
• 12月2日 第1例会 年次総会(次年度理事・役員発表)
• 12月9日 → 定款規定により休会
• 12月16日 移動例会クリスマス会(本日締切、出欠回答必須)
📌 その他
• 週報に誤りがあり修正済み。
• 木村亜矢会員より報告:米国フォーダム大学で出会った教授がロータリアンで、メトロニューヨークシティロータリークラブのイベントに参加し貴重な経験をされたとのこと。
• 矢部瑛美子会員、体調回復次第復帰予定。

5.委員会報告

クラブ会報委員会
日高 勉 委員長

📸 集合写真撮影のご案内
11月23日の地区大会にて、恒例の集合写真を撮影いたします。撮影は一部と二部の間、二部開始前に予定しており、場所はステージ前を考えております(状況により入り口付近の場合もあり)。皆さまのご協力をお願いいたします。

6.ロータリーの友

クラブ会報委員会
丸山 祐一 委員

✅ 横組
• 5~11ページ:「インターアクター未来への羅針盤」
大阪・関西万博に向けたテーマウィークに参加した複数のインターアクトクラブの活動を紹介。近郊の中学・高校のクラブが登場し、地域や国際社会への貢献が取り上げられています。
• 12~15ページ:「国際ロータリー世界本部 ONE ROTARY CENTER」
アメリカ・シカゴ郊外にある国際ロータリー本部の役割を紹介。世界中のクラブを支援し、ポリオ根絶や平和推進の拠点となっています。
• 20~25ページ:ビル・ゲイツ氏インタビュー
2045年末までに資産のほぼ全てを寄付する計画を発表。これまでに1,000億ドル以上を寄付してきたゲイツ財団は、今後20年でさらに倍以上の資金を使い切る予定。ポリオ根絶への強い期待も語られています。
• 36~37ページ:台北おすすめスポット
2026年6月に台湾で国際大会が予定。台湾は親日国として知られ、日本との交流の深さや旅行人気について紹介されています。

✅ 縦組
• 2~6ページ:中竹竜二氏(元早稲田大学ラグビー蹴球部監督)スピーチ
「これからのリーダー像」について、リーダーは答えを持つ人ではなく問いを立てる人であること、対話を促し安心して意見を言える場を作るファシリテーターであるべきこと、失敗を共有することで挑戦を後押しできることが語られています。
• 11ページ:五十三次つまみ食い
昔はお茶が体力回復の薬のように飲まれていたことから「一服」と数えられ、その効能から休憩を意味する言葉として定着した経緯が紹介されています。

7.スマイルボックス

スマイルボックス委員会
木下 広敬 委員長

梅沢年度:371,000円

• 梅沢好文さん
社会福祉法人同仁学院里親フォスタリング事業 髙橋絵美様、松山聡様 より、本日の 卓話 をいただきます。楽しみにしております。
• 三上誠さん
11月1日付にて所沢商工会議所第12代会頭 を拝命しました。所沢ロータリーの皆様にご指導を今後ともよろしくお願いいたします。なお、当クラブより倉片さん、日向さんには副会頭をお願いしております。どうぞよろしくお願いします。
• 井関克行さん
本日、50歳の誕生日を迎えました。大先輩方を見習い、精進してまいります。
• 斉藤祐次さん
前回の例会で講師を推薦したにもかかわらず欠席。本日はしっかり講演を拝聴いたします。
• 有坂和亮さん
急用のため、早退いたします。
• 三浦峰高さん
体調不良のため、欠席いたします。

8.出席率発表

出席向上委員会
千葉 みどり 委員長

総数  70名
出席  48名
欠席  22名

出席率:73.85%

9.講師紹介

プログラム委員会
栗田 峰至 委員長

本日の卓話をご担当いただくのは、髙橋絵美様 です。
今年6月に五十嵐さんの会社でお話を伺い、ぜひ卓話をお願いしたいということになり、本日ご登壇いただく運びとなりました。現在は 社会福祉法人同仁学院 に勤務され、里親フォスタリング事業に従事されています。
里親としての子ども支援には様々なタイミングがあり、本日の卓話では、里親制度の基本的な内容から課題に至るまで幅広くお話しいただける予定です。詳しくはお手元のリーフレットやチラシをご参照ください。

10.卓話

  講師:社会福祉法人同仁学院 里親フォスタリング事業 
     髙橋 絵美 様   同行者 松山 聡様・中野 彩花 様
  演題:「社会的養護の子どもたちの現状と里親制度」

1.事業紹介
• 髙橋様は、埼玉県日高市にある 乳児院さまりあ に勤務。
• 令和元年に開所、定員17名。生後0か月から3歳程度までの乳幼児を預かり、早期の家庭復帰や家庭的養育の実現を目指して活動。

2.社会的養護とは?
• 保護者がいない、または適切に養育できない子どもを、社会全体で育てる仕組み。
• 子どもは児童相談所を通じて保護され、社会的責任のもとで養育される。

3.社会的養護の現状
• 全国:約 4万2,000人 が親元を離れて生活。
• 埼玉県:約 1,800人 が保護されている。
• 多くは児童養護施設や乳児院で暮らしており、施設分布の偏りから地域を離れるケースも多い。

4.社会的養護の種類
• 施設養護:児童養護施設や乳児院での生活。
• 家庭養護:里親家庭、ファミリーホーム、特別養子縁組など。
• 家庭的環境で育つことが、愛着形成や生活技術の習得に不可欠。

5.里親制度とは?
• 保護者の代わりに里親家庭で子どもを育てる制度。
• 子どもの最善の利益を守るために設けられた福祉制度。
• 家庭での生活を通じて、安定した愛着形成や社会的成長が促される。

6.里親の種類
1. 養子縁組里親:法的に親子関係を結び、自分の子どもとして育てる。
2. 養育里親:一定期間、親に代わって育てる。成人までの場合もある。
3. 専門里親:虐待や障害など、専門的支援が必要な子どもを養育。
4. 親族里親:祖父母や叔父叔母など、3親等以内の親族が養育。
• 埼玉県独自の「フレンドホーム」制度では、入所児童が週末や長期休暇に家庭生活を体験できる。

7.里親委託率の国際比較
• 日本の里親委託率は約 25% と低水準。
• 政府は2024年に新しい社会的養育ビジョンを発表。
• 乳幼児(0~3歳):7年以内に 75% へ引き上げ。
• 学童期以降:10年以内に 50% を目標。
• NGO報告書では「生活の基本が分からないまま社会に出る」という施設出身者の声も紹介され、家庭的環境の必要性が改めて強調された。

8.結び
髙橋様は「地域の未来を育てるために、ロータリークラブの皆様と共に歩みたい」と語られました。
本日の卓話は、社会的養護の子どもたちの現状と里親制度について理解を深める貴重な機会となりました。

💬 質疑応答

💡鳥居由美子直前会長
• 日本から海外へ子どもが移住することはあるのか、国際養子縁組の事例について質問。
💬回答者:松山聡様
• 児童相談所を通じた制度では海外移住はできない。
• ただし、日本国内には養子縁組をあっせんする団体があり、その中には国際養子縁組を推進しているところもある。
💡五十嵐俊昭パスト会長
• 自身の経験から、福島「青葉学園」の子どもたちとの交流や、地域企業が就職支援を行い、子どもが結婚・家庭を築いた事例を紹介。
• 小さな支援でも子どもの人生を大きく変える力があることを強調。
週報トップへ戻る