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週報
Weekly Report

公開日:2021/12/7 第2844回例会  内容:第2843回(2021/11/16)レポート

例会予定

**本日のスケジュール**
12/7(火)  年次総会 会場:ベルヴィ ザ・グラン

**本日以降のスケジュール**
12/14(火) 卓話:三芳 文彰 様(所澤総鎮守 所澤神明社 禰宜) 演題:「カミ様の話」 会場:ベルヴィ ザ・グラン
12/21(火) 移動例会:クリスマス会 会場:未定
1/4(火) 休会( 定款の規定により )
1/11(火) 移動例会:新年会 会場:未定

記念祝福 [12月]

★ 会員誕生記念祝福 ★
新井 重雄さん 大舘 則夫さん 柳原 千衣子さん 本橋 嘉雄さん 
當眞 正純さん 村山 宣章さん 倉片 順司さん 木村 良孝さん 
小山 祥代さん 酒巻 満さん 

☆ 御夫人・御主人誕生記念祝福 ☆
阿部 松枝さん 

♥ 結婚記念祝福 ♥
佐藤 薫さん 

会長の時間

倉片 順司 会長

 今日も元気な姿で例会に出席していただきましたことに感謝いたします。
 仕事をする上でなにが大事かといいますとみなさんがいつも、耳にタコができるくらい聞かされているのは、百も承知ですが、体調自己管理の徹底です。機械などでもそうですが調子が悪い状態では、100%のカを発揮できできません。人間も同じで体調が悪い、もしくは優れないというような状態では、良いパフォーマンスができないということです。
 最近、自分自身に衰えを感じることがあります。突然のスポーツで腰痛になったり、睡眠不足の翌日は非常に疲れが出たりするなど、これは年齢による衰えが原因の一つにあると言えるでしょう。健康管理に関しては自分に限ってそのようなことはないという理屈はまず成り立たないことが最近理解できるようになりました。

 「セルフメディケーション」という言葉を知っていますか?セルフメディケーションとは、自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てするということで、近年、世界保健機関(WHO)が推奨している取り組みです。平均寿命が長くなり、医療の負担が増えている中で自分でケア出来ることは自分で対処していき、保険の負担を減らしていくことが最大の目的でもあります。正しい知識があれば、軽い症状を自分で改善したり、生活習慣病の予防や健康維持に役立てることができます。良く言われることで、健康を維持するには「適度な運動」、「栄養バランスのとれた食事」、「十分な睡眠をとる」、これが一番大切なのです。新型コロナウイルスの流行で、多くの方々が帰宅時間が早まり、規則正しい食生活になり、就寝時間も早まり、健康を維持するための良い習慣が生まれた方も多いと聞きます。感染に気を付けることで、健康を手に入れたといても過言ではありません。皆さんも長生き出来るように、仕事も大変ですが、これからも体調管理に気を配っていきましょう。
 先日、第3グループ会長幹事会がありました。和泉ガバナー補佐主催で、先日の例会にお越しいただいた村田ガバナーエレクトも参加されました。情報交換では、Zoomによる配信についての話題が多く、その日に発表された2月27日開催の|MもリアルとZoomのハイブリット方式で開催する予定であると仰っていました。また村田エレクトも今後多くの場面でZoomを活用していく方針であると仰っていました。所沢RCのZoomによる例会配信は、地区の中でも先端をいっていると感じ、前年度の会長幹事に、準備をして下さっているSAAの皆さん感謝し、これからも配信を続けたいと思います。

幹事報告

見澤 英一 幹事

【クラブ予定】
①例会予定
・11月23日(火)法定休日により休会
・11月30日(火)定款の規定により休会
・12月7日(火)年次総会


【第3グループ】
①11月13日(土)第3グループ会長幹事会がヘリテイジ飯能sat.にて開催
 <研修2時間の内容>
 ・村田ガバナーエレクト:次年度ガバナーの展望
 ・五十幡社会奉仕委員会統括委員長:ロータリー奉仕デーの実施に向けて
 ・原島公共イメージ委員会委員長:地域に愛されるロータリーを目指して
②IMは2022年2月27日開催予定


【国際ロータリー】
①クラブ地区支援室メッセージが来ています。
 各委員会の本年度の目標達成の為に、MyRotaryの行動計画立案ガイドがあります。
②「ハイライトよねやま」が届いています。ご希望者は事務局までご連絡ください。

卓話

卓話紹介
プログラム委員会  平岩 敏和さん

青年会議所の先輩であり大変お世話になった関根様は、大変真面目でありながらざっくばらんと明るい部分を持ち合わせた方で、面白いお話をしていただけると思います。また、「せきね式未来社長塾」を開催されたり、儲けられる社長、業績が伸ばせる社長の育成、儲かる会社作り等の支援にも力をいれておられる方です。我々には耳の痛い内容もあるかと思いますが、ご参考になれば幸いです。宜しくお願いいたします。

・演題:働き方改革
・講師:関根 威 様(SMC税理士法人 代表社員理事長)

 今年1年間で働く人が40万人減ります。10年後には1年で90万人減ります。今、日本のGDPはアメリカ、中国に次いで世界第3位ですが、国力であるGDPが減ってはまずい。生産年齢人口が減る事は生産力が減る事なので、今働いていない人に働いてもらうには、と考える必要があるわけです。

 そこで働き方改革となるのですがこれには3つあり、「残業規制」「有給休暇消化」「同一労働同一賃金」、環境整備するから働いてね、という事です。定年の人が残りの人生を考えた時に年金だけでは生活が出来ないので貯金しローンを組まなくなる。ローンを組む人が世の中からいなくなると消費が下がっていく。と考えると、生産年齢人口が減っていき働き方改革を実行しても、それ以上に定年後の人口が増えるので消費も増えないです。一方で、1人あたりのGDPは世界30位、労働生産性は先進国なのに26位。日米の産業別生産性(1時間あたり付加価値)と付加価値シェアは、基本的に生産性は製造業が高く、以外は低いことから日本は高度成長期にモノづくりで儲かったことがわかります。例えば、サービス産業分野の「卸売・小売」を見ていただくと、ある人がディズニーランドの話をしていましたが、日本のディズニーランドのチケットは9000円前後に対しアメリカは16000円なのに、日本の方がサービスが良いと。手を動かす速さは日本人の方が速い(よく働く)のに生産性が低いのは、値決めが間違っているからです。これ結論です。生産性とは分数でいうならば「分子が効率、分母が効果」で、効果に対してどれだけの効率でやるかによって生産性が変わってきます。でも大抵の人は、一番最初に改善しようとするのが効率です。いかに効率よく社員に働かせるかを考えるのです。アメリカとの違いを見ると効率で生産性が変わるって思えないですよね。効果です、いかに単価を上げるかです。そうでないと生産性をあげることは根本的に解決できないと私は思います。働き方改革の結論は、制度ではなく日本の生産性が低いからで、働き方改革を本気で実現しようとするならば自分の会社の生産性を上げる事だと思います。ところが、日本は価格を上げると怒られる嫌われる社会です。良い物を安く、が日本人の哲学が、これは生産性が下がります。良い材料を使って、良い人間を使って安く売ったら下がりますよ。何かを言う事やる事で、誰かに文句を言われてしまうかも…という風土に問題があると思います。2013年にガリガリ君が値上げする時に、社長含む社員全員が頭を下げたCMがありました。世界では自分の商品を値上げするのに顧客に謝罪しているのが不思議でならないとアメリカのメディアが取り上げました。企業努力という精神論を日本人は好み、世界では毎年値段を上げるのが企業の使命です。企業努力とはまやかしで、正社員を非正社員にするくらいだと思います。これが日本の非正規化を招いた一番の原因だと考えます。日本も良い物は高く売り、買えない顧客は放っておく、と変化していかないと値段は上がっていかないです。それと、ずっと売り上げを上げていこうとするならば、仕事を断ることも視野に入れるのもいいと思います。今、そういった会社が増えています。積水ハウスさんは5000万円以下のアパート建築はやらない、年商3億以下の企業の仕事は受けないという強気な会計事務所もあります。それには自分達のスキルを高める必要がありますが、生産性を上げるためには当たり前の事です。中小企業の社員1人あたりの生産性は800万円です。世の中の労働分配率は52%で、儲かった分の半分は給料に回すってことです。800万円の場合で考えると、400万円が年収になり雇用保険等を除けば350万円位になり、この金額で良い社員を雇おうと思う方が間違いです。中小企業専門の有名な方が「これからの中小企業は年齢の15倍位の給料を払わなくてはいけない」と言っていました。例えば30歳であれば450万円、40歳で600万円と払えない中小企業は今後やっていけない、と言っていました。私は、その年代の平均の給料の15倍を目指したらどうかな、と思います。その中で優秀な人がいれば20倍払ったらどうですか、と思います。売上、粗利、社員数を聞くと儲かっているかどうかがわかります。生産性が低くて儲かっているのであれば、それは給料搾取する方法しかありません。「働き方改革」は、とにかく労働生産性を上げる事を中小企業は目指していきませんか。という提案です。生産性が前年より上がっている方が低コストです。最低1000万円。因みに、上場企業の製造業の生産性は1800万円で以外の社員1人あたりの生産性は1200万円です。

 今、製造業が縮小化されて世の中がサービス業化しています。この時点で労働生産性は下がります。サービス業化した上で生産性を上げていく事を真剣にやらないと下がっていく一方です。具体的な方法は正直わかりませんが、目指すか目指さないかという事だと思います。弊社も赤字だった過去から1.6倍にあがりました。やればできます。サービス業化していく中で、サービス業の財産は時間しかありません。社員が持っている時間です。時間に対して対価を請求するという事を日本はやっていく必要があります。アドバイスやサービスにお金を払う習慣が無いのは日本だけです。弁護士さんはタイムチャージ制ですが、弊社でも相談等の仕事もありますのでタイムチャージ制を導入しました。中小企業では、パートさんは1時間5000円、新入社員は10000円、平社員は15000円のような目安をもつ事をお薦めします。実際は難しい金額かもしれませんが、時間に対する対価を求める事をやる必要があると思います。理由は、働き方改革の基準は全てが時間だからです。時間外、有給、同一労働同一賃金、ですから。生産性を上げるためには、社員1人1時間に対しての給料を払うように変えていかないと、今後の労働生産性は上がりません。その為には嫌われる勇気も会社を守るために必要です。社員の身銭を切らせるようなやり方では良い社員は雇用できません。経営者が取り組むべき「働き方改革」は、生産性(値段)を競いましょう。その為には、新商品作る、新業態を創るということです。アイリスオーヤマさんの例をあげると、商品開発力が凄まじいです。中長期的な売り上げ目標は一切なく、3年以内の売り上げの中に3年以内に造った商品の売り上げの割合を50%にする事を指導しているそうです。我々中小企業では売り上げ構成比を10年前と今を比較し、2割位の構成が変わってなければ変化に対応していないという事です。商品開発しなければ値段は上げられません。今まで無料でやっていたことに商品名を付けて対価を頂く等の工夫を徹底的に実施していくことです。あとは自分達の値段で買ってくれる顧客をどうやって開拓するか。他にも、良い商品を作る事、良い顧客を捕まえて生産性を上げる事を理解した社員を集める事です。

 最後に、人生を幸福に生きるための資源として「お金」「時間」。生きている時間を商売に充てているのであれば、時間に対して対価を頂くという事が時間を大切にしているということだと思います。あとは「フォーカス」、人生をどこにフォーカスするのかで人生の価値が決まってきますので、中小企業のフォーカスすべき部分は社員1人あたりの生産性だと思います。

スマイルボックス

スマイルボックス委員会 岩井 英雄 委員長
倉片年度:223,000円

・三上 誠さん:関根威様、卓話にお越しくださり有難うございます。待ってたよ!
・日向 貴一さん:関根先生、本日はお忙しい処、有難うございます。ご入会お待ちしております。
・二上 昌弘さん:関根様、本日の卓話を楽しみにしていたのですが、所用により欠席してしまい、拝聴出来ず申し訳ありません。非常に残念です。
・市川 雅巳さん:本日は会議の為、早退します。宜しくお願いします。

出席報告

出席向上委員会 見澤 英一さん

出席報告

例会   総数   出席           欠席  MC   %
2843回  58名  32名(内:ZOOM 2名)  26名  -   61.54%
2842回  58名  43名(内:ZOOM 5名)  15名  -   79.63%
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