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週報
Weekly Report

公開日:2022/2/8 第2850回例会  内容:第2849回(2021/2/1)レポート

例会予定

**本日のスケジュール**
2/8(火) 卓話:恒田 英明様( 株式会社セブン-イレブン・ジャパン 所沢地区 ディストリクトマネージャー) 演題:「『近くて便利なお店』である為に、7-11ができること」 会場:Zoom

**次回以降のスケジュール**
2/15(火) 休会( 定款の規定により )
2/22(火) 卓話:上田 真一様( 株式会社 北斗ハウジング 代表取締役社長)  演題:「北斗不動産グループの事業企画」 会場:Zoom
3/1(火) 卓話:平岩 敏和さん  演題:台湾より中継卓話 会場:ベルヴィ ザ・グラン
3/8(火) 例会振替  第3グループIM(開催日2/27(日) 会場:ホテルヘリテイジ・飯能sta. ※ライブ中継あり)

会長の時間

倉片 順司 会長

2月1日、火曜日です。いよいよ2月に突入ですね。 

2月のことを如月(きさらぎ)といいます。2月に入るとさらに寒さが増してきますので、「さらに衣を着る=衣更着」からきていると言われています(諸説アリ)。朝晩は、どんどん重ね着したくなるようなとんでもない寒さです。それは今も昔も変わらない極寒の時期だったと言えます。

オミクロン株が猛威を振るっていて、再び飲食店等がダメージを受けつつあります。今思えば新型コロナウィルス感染は、2年前のこの頃から広がり始めました。私共の仕事も「お節句人形」扱っている関係で、1月~5月までが最盛期になります。この流行は、またか!という思いです。3年連続の自粛ムードは、さすがにダメージがあります。業種によって差はあるとは思いますが、お互い乗り越えていけるように頑張りましょう。

2月と言えば2月4日立春を境に『冬が終わる月』といったイメージがありませんか。3月という言葉には春を感じますし、「いよいよ冬も終わりか」と思えるような気がします。
一面雪景色だった列車内からの景色が、トンネルに入り抜けると一面花が咲いていて日光が降り注いでいる、といった季節の変わり目のイメージです。

寒さ対策はもう万全だと思いますが、この季節の変わり目こそ体調を崩しやすくなります。少しの油断であっという間に体調不良なんてこともあるでしょう。とにかく体調も火元も「油断大敵」の季節ですので、火の用心、体調管理など、厳重に注意しましょう。

幹事報告

見澤 英一 幹事

令和4年2月1日(火曜日) 2849回 2月第1例会
所沢ロータリークラブ 例会幹事報告書

【クラブ予定】
①例会予定
・2月8日(火)ZOOM卓話例会
 講師:恒田 英明 様(株式会社セブン-イレブン・ジャパン ディストリクトマネージャー)
・2月15日(火)定款の規定により休会
・2月22日(火)ZOOM卓話例会
 講師:上田 真一 様(株式会社北斗ハウジング 代表取締役)
・3月1日(火)通常卓話例会(台湾より中継卓話)
 講師:平岩 敏和 会員

※ 2月の例会は全てZOOM例会となります。

【市内5クラブ】
①1月21日(金)市内5クラブ会長・幹事会 延期
②2月6日(日)新所沢RCの50周年事業 

【第3グループ】
①2月10日(木)第2回会長幹事会 延期

【2570地区】
①1月23日(日)社会奉仕セミナーの開催
②3月8日(火)地区大会記念チャリティーゴルフコンペ
 時間:7時~受付
 場所:武蔵カントリークラブ豊岡コース

 あと4名のご参加をお願いいたします。

卓話:講師紹介

村山 宣章さん

 お酒を皆さんに知っていただきたくお願いいたしました。
 カリフォルニアワイン協会・北アジア豪州共同代表の他にも事業の経営をされており、ワインバーを2店舗展開している実業家です。元ロータリアンで日本橋西クラブに所属していらしたので、一緒にロータリーソングを歌うのを楽しみにしていたそうです。カリフォルニアワインの知識を深めて、たくさん消費していただけたらと思います。

卓話

卓話:扇谷 まどか様( カリフォルニアワイン協会 北アジア・豪州共同代表)
演題:「世界的銘醸地カリフォルニアワインの奇跡と日本人の功績」

 カリフォルニアはワインの産地として有名で、生産量ではイタリア、フランス、スペインに次いで第4位がアメリカとなっており、消費量は世界一なのです。しかも、そのアメリカワインの生産量80%以上がカリフォルニアであり、アメリカワインと言えばカリフォルニアワインといっても過言ではないと思っています。
 カリフォルニアは南北に約1240㎞あり、ほとんどの地域でワインが造られています。特に海側が多く、南北に渡り造られているので様々な味わいを楽しめるワインが特徴です。世界に誇る産地となりましたが、カリフォルニアワインの特徴に4つの大事な要素があります。それは、地中海性気候であること、寒流がはしっている、霧、土壌がたくさんある、という事です。1つ目の地中海性気候については、温暖・乾燥・雨がブドウの生育期4~10月を外して冬季に集中しているため、カビ等の害が少なく健全で完熟した高品質なブドウを安定して収穫が出来ます。この地中海性気候は、カリフォルニア州の他にイタリア・スペイン・南仏等の地球上で2%の地域しかないのです。特徴が反対の海洋性気候などの冷涼で湿潤な地域であるボルドーや日本のような温暖湿潤なところでも優秀なワインは造られていますが、カリフォルニアワイン生産者からすれば、恵まれていない地域でのワイン造りは大変驚かれています。2つ目の寒流について、カリフォルニアはアラスカから寒流が南下してきますので、真夏に最も冷たい水温がカリフォルニアの脇を通過します。水着で10秒も入れっていられない程に冷たいです。3つ目の霧ですが冷たい影響をもたらすため、酸味を保ちながら完熟させる役割を担っています。カリフォルニアは非常に暑くて、レーズンの生産量がNo.1であるのが納得いくくらいに暑いけど、海から毎日大陸へ流入するためブドウには非常にいい条件と言えます。4つ目の土壌ですが、地震によって成り立った特異な地形のため、たくさんの土壌が存在します。
 世界に誇るワイン産地としてご納得いただけたと思いますが、実はこれだけではありません。パリ発祥のワインスクール創設者であるスティーブン・スパリュア氏が、1976年にアメリカの建国200年記念に合わせて、カリフォルニアワインとフランスワインを競い合わせる「パリ・テイスティング(パリスの審判)」を開催しました。著名な方々にブラインドテイスティングしてもらい、赤白ともにカリフォルニアワインが1位となり注目を浴びるようになりました。因みに、白の1位はシャトー・モンテレーナというカリフォルニア産のシャルドネというブドウから造られたワインで、赤の1位がスタグス・リープ・ワイン・セラーズのカベルネ・ソーヴィニヨンというブドウで造られたワインでした。ボトルドリームという映画にもなりましたので是非ご鑑賞ください。
カリフォルニアワインに魅せられた多くの日本人が大活躍されているのをご存じでしょうか?
 長澤鼎(ながさわ かなえ)さんを語らずしてカリフォルニアワインは語れないほど功績を残した方です。鹿児島出身で13歳で渡英後に渡米しニューヨークの教団に入り、教団運営の為にワイン醸造を学び、カリフォルニアのサンタローザでワイン造りを始めたのが最初でした。1890年代のカリフォルニアワインの10%を占める大手まで成長させ、ファウンテングローブワインナリーと名付け、生涯をワイン造りに注ぎ「ブドウ王」として全米でも成功した日本人の一人です。レーガン元大統領が来日した際に彼の名前を出して以来、日本人にられるようになりワイン業界の人は知らない人いない程です。現在はパラダイスリッジワイナリーとして長澤鼎を称えた方が引き継いでいます。
 2人目、カプコン創業者の辻本憲三(つじもと けんぞう)さん。カプコン起ち上げて7年後にナパ・ヴァレーで1500ヘクタール(460万坪)の土地を買い、高級ワインしか造らないという思想のもと高品質のワインを大量生産し、更に多くの人に知ってもらうために品質を保つためにハーフボトルを作った方です。赤ワインの原料となる黒ブドウであるカベルネ・ソーヴィニヨンという同じ品種からワインを作るのに、カリフォルニアだと1トンあたり1800ドルに対し、ナパ・ヴァレーで1トンあたり8000ドルかかります。ナパ・ヴァレーだと8倍くらい高くなるので、高級思想が更に高く要因とも言えます。
 3人目、フリーマンあきこさん。ワイン好きな六本木出身の方でニューヨークで知り合ったご主人とカリフォルニアのソノマに移住し、2011年にカリフォルニア唯一の日本人女性ワインメーカーとしてフリーマンワイナリーを設立。今までのカリフォルニアワインの特徴であったフルーティーで果実感あふれるジューシー感とは異なり、ブルゴーニュワイン好きなために果実感を抑えた食事にも合うワインを造られています。あきこさんの造るワインはバランスのとれた上品なワインで、2015年にオバマ元大統領のホワイトハウス公式晩さん会で出されました。
 4人目、平林園枝(ひらばやし そのえ)さん。長野県りんご農園出身でニューヨークでワインに魅せられ、UC Davisでワインを学び主席で卒業するほど聡明な方です。ワイナリーを持っていませんが、甲斐ブドウを買い付け自分で醸造し、ご先祖の屋号が「六丁字」であることから「Six Cloves」と名付け、2017年に初ヴィンテージ。口に含むと酸がとても綺麗で果実のバランスが本当に良くて、日本食に合うワインとなっています。
 5人目、中村倫久(なかむら のりひさ)さん。日本のホテルでソムリエでしたが転身し、UC Davisでワインを学ばれ「NORIA」ブランドを起ち上げました。NORIAとはスペイン語で水車を意味し、水車から連想される水や自然等生活の基本となるエネルギーがシンプルでポジティブなイメージがワインが持つ要素と充分重なり合うという意味が込められているそうです。ワイナリーを持たず、より日本食に合うワインを造られていて卸し先もアメリカの日本食レストラン等です。
 6人目、中井章恵(なかい あきよし)さん。24歳で渡米した時にアプリコットワインを造って美味しかったのですが、ブドウからワインを造りたい一心で1980年にソノマで土地を購入し、ブドウ栽培学を学びながらワイナリーを起ち上げられた方です。ソーヴィニヨン・ブランやカベルネ・ブラン等様々なワインを造られています。
 7人目、私市友宏(きさいち ともひろ)さん。「幻のワイン」という名前のワインを造っています。黒ブドウのピノノワールに魅せられて家業の酒屋をすて、ブルゴーニュへ家族で移住。その後、奥さんの故郷アメリカに渡りソノマの土地を購入し、有機栽培でピノノワールを追及しています。幻なくらい手に入りにくいワインですので、見かけたら是非飲んでみてください。
 最後にRidge Vineyards(リッジ・ヴィンヤーズ)のご紹介です。カリフォルニアを代表する名門ワイナリーで、非常に古い歴史のあるワイナリーですが大塚製薬が買収しました。1976年パリ・テイスティングでMonte Bello1971が5位に入賞し、2006年リターンマッチで1位に輝きました。お得なワインを造っていますので、ご賞味いただければと思います。カリフォルニアに行かれた際は、色んなワイナリーに足を運んで楽しんで頂ければ嬉しいです。

スマイルボックス

スマイルボックス委員会
倉片年度:314,500円

出席報告

出席向上委員会

例会   総数   出席           欠席  MC   %
2849回  59名  32名           27名  -   62.75%
2848回  59名  36名(内:ZOOM 5名)  23名   -   67.93%
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