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週報
Weekly Report

第2966回(2025/5/27)レポート

例会予定

 6月 3日(火)第1例会【夜間移動例会 ホタル観賞会】
  点鐘:18時00分
  会場:所沢第五文化幼稚園および自然観察園

 6月10日(火)第2例会【クラブ協議会】
         
 6月17日(火)第3例会【新旧引継ぎ会・最終夜間例会】
  点鐘:17時30分
  会場:掬水亭

 6月24日(火)定款の規定により休会

目次
1.お客様の紹介
2.会長の時間
3.幹事報告
4.委員会報告
5.スマイルボックス
6.出席率発表
7.講師紹介
8.卓話
9.その他

1.お客様の紹介

鳥居 由美子 会長

皆様、こんにちは。今日は伊原春樹さんを、最後の例会の卓話の先生としてお呼びしております。何か色々なことをご質問なさってください。

2.会長の時間

鳥居 由美子 会長

皆様、こんにちは。今日は今年度最後の卓話の講師の方をお招きしております。本当に早いもので、最後になってしまいました。

先週お話ししたと思いますが、来年度の財団の奨学候補生の面談試験が17日に北坂戸のオルモ文化施設で行われました。皆様もご存知だと思いますが、財団からの奨学生は2通りございます。一つめグローバル補助金、これはロータリーの7つの重点分野に合致しないと承諾が得られませんのでハードルは高いです。もう一つは地区補助金、こちらは市内5クラブが共同して、かしの木学園に遊具を寄贈させていただきました。来年度は梅沢さんが素晴らしい企画を用意して、所沢独自でやらせていただきます。その中の地区補助金の中で奨学部門がございまして、それが地区奨学候補生として海外に飛び立つシステムになっております。

グローバル奨学生は年間3万ドル、そして地区補助金の方は年間2万ドルです。前は2万5千ドルお出ししていたのですが、やはり人数と予算の関係もございますので2万ドルになりました。今現在、留学生にとってみたら本当に厳しい世の中だと思います。これが給付の形でいただけるというのは素晴らしいシステムだと私は思っております。

そして17日に面談試験がございまして、ガバナーの五十幡さん、インカミングガバナーの坂口さん、また財団の委員の方、総勢13名で、来年度の応募が6名でございました。グローバル補助金の方が2名、地区補助金の方が4名、計6名の方を面談いたしまして、そこから選ばせていただきます。いろいろな予算の関係もございまして、グローバルは1名、地区補助金は1名ということで、本当に皆さん、初めに彼らの小論文を委員会の方たちは読ませていただいて、それからの面談になるのですが、IELTSの点数も記載されておりまして、本当に悩みます。彼らにとってみれば、人生の一つの坂でございます。曲がり角ですので、この方を選んで、この方を落とした場合とか、いろいろなことを考えますと、本当に点数がつけにくくございます。ただ、財団の奨学金ですので、やはり財団に即した方、財団のことを理解している方、皆さんかなり勉強されてきますが、ロータリーに合った奨学生、その方を委員の方は選ぶようにしております。

22日に、所沢市にイタリアのティエーネの方が8名ぐらいいらして、楽しい懇談会をさせていただきました。こちらからは、市川さん、日向さん、見澤さん、三上さん、梅沢さん、本当に楽しいひとときを持たせていただきました。
最後に、ティエーネの市長が「フニクラ・フニクラ」を独唱されました。本当に素晴らしい声でした。懇親会とか何かありましたら、歌というのは世界共通で盛り上がりますね。所沢市長の小野塚さんもそういう芸があったらいいかなと、ちょっと思います(笑)。

25日は所沢西ロータリークラブの創立40周年の記念式典がございました。こちらからまた市川さん、日向さん、ガバナー補佐の倉片さんの4名で出席させていただきました。うちがスポンサークラブですので、5クラブからのご招待ということで、記念品と感謝状もいただきました。これは現金に替えて直接ニコニコさせていただきます。
その時の基調講演は、参議院の片山さつきさんの演題「どうなる!今後の日本経済は?!」でした。そして二次会に移りまして、記念演奏は、お琴と尺八でした。とても素晴らしいものでした。伝統的な六段の調べ、日本の四季の花、浜辺の歌、故郷など、また何と言っても素晴らしいのがビートルズをメドレーでお琴で演奏してくださいました。「yesterday」は本当に素晴らしかったです。私のテーブルはある程度高齢の方が多いので、皆さん感激して、西ロータリークラブの室伏さんなんてもう涙が出そうなくらい感激なさっておりました。でも西さんに言わせますと、若い方はやっぱり賛否両論だったそうです。喜ばれているのは高齢者でも、本当に素晴らしいお式だったと思います。
ここにいらっしゃる木村さんのお母様、素晴らしいお着物で司会をなさっておりました。本橋さんのお父様も重鎮でいらっしゃいますので、会長さん、実行委員長さん、副会長さん、5名の男性の方、紋付袴でございました。本当に華やかな素晴らしいお式だったと思います。
所沢も65周年を迎えまして、日向さんの時だと思いますので、別に競うことはありませんが、競ってください、そう、紋付で(笑)。

来週はホタルでございます。皆様、大勢の方の参加をお待ちしております。以上でございます。ありがとうございました。

3.幹事報告

市川 雅巳 幹事

・60周年記念事業として毎年、ベンチを所沢市に寄贈をしておりますが、鳥居年度と梅沢年度で残り2年分をまとめて吾妻と柳瀬のまちづくりセンターバス停2カ所に寄贈します。
・新井園さんより新茶と芳香剤を皆様にプレゼントです。是非、御礼を言ってください。
・ロータリーの森(秩父)への清掃活動へ7名で参加しました。
・所沢西クラブ40周年へ会長と3名で参加。感謝状を戴きました。
・残すところ3回の例会です。最後までよろしくお願いします。
新茶と芳香剤 新井園さんより

4.委員会報告

ロータリー情報委員会
道口 泰己 委員長

皆様、こんにちは。今日、第2回新入会員研修会を例会の後、1階の会議室で行います。1時40分を目安にやりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。また講師をお願いしています中井さん、當眞さん、ご指導よろしくお願いいたします。

社会奉仕委員会
丸山 茂幸 委員

皆さん、こんにちは。先週の土曜日にロータリーの森で7名の方と一緒に清掃活動を行ってきました。とても綺麗になっていますので、報告させていただきます。
参加者 平岩委員長、丸山、三浦、井関、井花、栗田、加藤

5.スマイルボックス

スマイルボックス委員会
佐塚 慶輔 副委員長

鳥居年度:707,885円

鳥居由美子さん
今日は今年度最後の卓話です。伊原さん、よろしくお願いいたします。

鳥居由美子さん
25日の西ロータリークラブでスポンサークラブとしてお礼をいただきましたので、ニコニコいたします。

本橋敬明さん
伊原様、本日の卓話よろしくお願いいたします。

井関克行さん
伊原様、先日は美味しい焼肉と楽しいお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。本日の卓話、よろしくお願いいたします。

橋本幹男さん
先日、長男が就職の内定をいただいたので、ニコニコをいたします。

肥沼直明さん
伊原監督、本日の卓話、楽しみにしております。

日向貴一さん
所用のため早退いたします。

石田達也さん
本日、早退させていただきます。

佐塚慶輔さん
本日無事スマイルボックスの目標を達成いたしました。皆様、ありがとうございました。

お陰様で707,885円、101%ということです。本当にありがとうございました。

6.出席率発表

出席向上委員会
加藤 和伸 委員長

総数:68名
出席:46名
欠席:22名

出席率:75.41%

7.講師紹介

鳥居 由美子 会長

伊原さんをご紹介させていただきます。私が初めて伊原さんとお会いしたのは、もうかなり前ですが、私の母校でもあります武蔵野女子学院、武蔵野女子大学だったのですが、私の娘も伊原さんのお嬢様が、うちの娘よりちょっと上なのですが、その時の保護者の方の講演会で初めてお会いいたしました。伊原さんが会長の時に、今は武蔵野大学ですね、當眞さんのお孫さんが薬学部の6年生に在籍しております。その時に大学の講演会の会長をなさっていたのが伊原さん、その時私は副会長でございました。伊原さん、当時すごくお忙しくて、お嬢様の大学の卒業式にも出席なさらず、私がずっと1年間、伊原さんの代理で全国の保護者会に行かせていただきました。もう恒例のように、「本来なら会長の伊原がご挨拶するところでございますが」から始まりまして、その時ちょうど巨人のヘッドコーチをなさっておりまして、本当にお忙しくなさってたので、全然お嬢様の卒業式にも出席なさらず、お嬢様はすごくお綺麗で聡明な方で、日本文学の主席として、素晴らしく、綺麗で頭もよく、お父様に似てらっしゃるのかなと、ちょっと思っております。

それから、本当に真面目で一途で素晴らしい方なので、時々仲良くさせていただいております。総会が終わっていつも懇親会するんですね、皆さんと学校の学長先生とかいろんな方と、そして一緒に来ていただいて送っていただくんですが、伊原さんが「鳥居さん、ちょっと寄ってくところがあるから一緒に来ない」って言われて、私ドキドキしましてね。そしたらご自宅にご招待されました。綺麗な奥様がお迎えしてくださいまして、本当にとても素敵な方なので、頭もよろしく、宅建の資格も一発で取ってらっしゃいます。これからのお話、すごく楽しみにしておりますので、よろしくお願いいたします。

8.卓話

講師:西武ライオンズ 元監督 伊原 春樹様
演題:「野球しかしてない男の話」

こんにちは。今、鳥居会長の方からいろいろご紹介していただきました。あの時55、6歳ですから、ジャイアンツのヘッドコーチをやってた時に、やはり同じこの沿線なんですけど、清瀬に住む小幡さんという方が会長をやってましてですね。それで電話がかかってきて、「今度武蔵野の会長やってくれ」と。で、僕はお断りをしたんですけどね。その時には会長をやる時間なんてないと。「いやいや、大丈夫、大丈夫。副会長にしっかりしたのがいるから」と。それが鳥居会長でございましてですね。とても明るいロータリーの会長です。

今回で所沢のロータリー3回目なんですよ。一番最初に来たのが、西武ライオンズのコーチをやってまして、黄金時代、一番強かった時に、たまたま下山口に住んでいらした方がロータリーで、「伊原君、ちょっと喋ってくれよ」と。「何を喋るの」って。「まあいいから」ということで、初めて来たんですよね。そうしたら10分もするとですね、僕が喋ってるのに、もう皆さんこっくりこっくりやられてるんですよ。参ったなと思ってね。

21歳で大学出て、22歳からプロの世界に入ってですね、で76歳になります。西武ライオンズができて、僕は福岡の球団にいたんですけど、こっちに球団が変わったということで、それで移ってきて、29歳の時来ましたから、それから今76ですから、西武ライオンズももう47年、47、8年になるんですよね。

入った当時はまだ現役でね、やってもやっても勝てなくて、勝てなくて、十何連敗しましてね。まあこれはしょうがないですよね。福岡から来たチーム、あの選手っていうのはもう5、6人しかいなくて、みんなよその球団とかこうトレードとか、いろんなところで選手の寄せ集めでしたから。プロ野球の場合には、相撲とかゴルフとかですね、個人プレーと違って団体競技でありますから、やはりそういう寄せ集めの時にはね、やっぱりうまくいかないもんで、十何連敗して。

なんといってもですね、プロ野球のチーム、やっぱり目標はやっぱり優勝しかありませんから。でその中で優勝するには、ということは、それは現場はもちろんですけど、一番大事なところはですね、編成の方なんですよね。やっぱりフロントがやっぱり強くないと、でチーム力も上がらないと思うんですよね。

堤さんという方が社長、会長をやられておられたんですけど、野球に対する、こっちに新しい球団を持ってきたと言った時に、それで選手全員が集まってですね、その堤さんの訓示を聞いたんですけれども、まず、なんとしてでも、あの当時は読売巨人軍がもうプロ野球を席巻というか牽引していましたから、堤さんの言うことは、「とにかくあの巨人軍に追いつき追い越せ、それからもう最強の西武を私は作る覚悟ですので、選手もその覚悟でいてください」という話だったんですよね。

それだけやっぱり野球に対してというか、会社もそうでしょうけれども、野球に対する、球団に対するですね、強くするんだという情熱がですね、ものすごく我々選手にもピンピンとくるわけですよね。その情熱と、それから肝心な要の、まあ会社で言いますとどれだけ設備投資をするかなんですよね。
それから何年もしないうちに、常勝西武ライオンズになっていったわけなんです。

堤さんのあとに来られた今の会長も情熱はありますが、堤さんほど設備投資が足りないような気がします。そうはいっても球団を回していくには、予算の中でやっていくんですけれども、球団にとってこの選手は必要だと思っても予算がオーバーするんですよ。堤さんにお願いに行くと「分かった。この選手で良いんだな」といって獲得してくれるんです。オーナーが変わってから、その辺りが足りないところです。あとはどうするかというと、スカウト部がどれだけの力を発揮するかです。例えば、最近ではイチローはドラフト5位か6位だったんです。会議に会議を重ねてイチローを獲ったら活躍し、スカウトがどれだけ重要かになってくるんです。

西武ライオンズは今年2位で、1位を狙える位置にいるんですけれども、去年との違いはピッチャー
とバッターの相互効果です。

ずっと野球しか知らないので、野球の事ならお好きに聞いて下さい。

質疑応答

Q.「今の西武ライオンズ、去年度とガラッと違うんじゃないですか。監督が変わったっていうのも結構ありますか。」

監督は多少ありますよ、いくらね、例えば、もうお亡くなりになった野村さんって方がいらっしゃるでしょ。野村さんったら名監督でね、ものすごい持ち上げられてるけど、やっぱり弱いチームに行くと勝てないんですよ。監督はですね、球団があらゆる角度から吟味して、そういうところから監督に選ばれるわけですから。だから監督の能力というのは、あまり変わらないと思いますね。

選手っていうのは、監督が好きだろうと、自分の成績上げないと給料上がらないですから、そこ一番ですから。だからまあ僕もコーチ、監督やった頃に、選手にもいろんな性格の選手いますよ。でもね、嫌いだから彼をじゃあもう2軍に落としてしまえということはできないんですよ。どれだけチームに尽くしてくれるか、また自分の成績を上げるかというところで、どこの監督も好き嫌いで選手は絶対に使わないですから。

Q.「スポーツのプロ選手というのは、皆さん全盛期に大体海外に行ってしまって、スポーツ業界が今後どうやって考えていくのかというのを、ちょっと教えていただきたいなと思います。」

うーん、そうですね。いや、難問です。野球の場合には、技術的にはアメリカの野球も日本も全然変わらないんですよ。技術的には、日本のプレーヤーの方が上手いですよ。ただやっぱり体格的に、日本人よりも一回り大きくて、それでパワーがありますよね。パワーが違いなんですよ。

ところが何が違うかって、じゃあ日本とアメリカの場合、お金だけなんですよ。考えられないくらい出すんですよね。もう今、アメリカに行く選手、年俸30億円ですよ。30億だったらね、やっぱり選手、魅力があるから行きますよ。

Q.「今井選手がここまでいいと、今年のオフに気が早いんですけれども、いよいよ海外に行ってしまうんじゃないかというのは、私のファン仲間で言われて、行ってしまうのかどうかという、監督の中で情報がありますか。」

情報は入ってこないですけど、まず行くでしょう。あれだけの成績上げてね。そうしたら西武ライオンズが30億、40億出したら残りますよ。今井が2億くらいじゃないですか、2億くらい。それで10倍も出すとしたら、行くでしょう。

Q.「今までで一番素晴らしい選手は?」

こういうのは愚問ていうんですよ。いっぱい見てきてますよね。本当にもうここまでプロの世界に40年、50年、いっぱいいろんないい選手見てますよ。それで一番いい選手誰か。そういうものね、愚問って言うんです(笑)。

本当にいい会長選ばれましたね。これだけは本当に明るい会長で、僕も何よりでした。今日はどうもありがとうございました。

9.その他

◆イタリア ティエーネ市長来訪 懇親会

◆所沢西ロータリークラブ 創立40周年式典

◆第2回新入会員研修会

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