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週報
Weekly Report

公開日:2023/4/11 第2892回例会  内容:第2891回(2023/4/4)レポート

例会予定

**第2892回例会のスケジュール**
4/11(火)卓話 竹花 豊様(元東京都副知事 警視庁生活安全局長) 演題:「我が国の治安を守る鍵―石原都知事の事―」  会場:ベルヴィ ザ・グラン

**次回以降のスケジュール**
4/18(火)振替休会 :4/16(日)~17(月)親睦旅行 伊豆方面
4/25(火)定款の規定により休会
5/2(火)定款の規定により休会
5/9(火)卓話 朝日 洋充様(出光興産㈱モビリティ戦略室 担当マネージャー) 演題:「出光興産のモビリティ戦略について」 会場:ベルヴィ ザ・グラン

お客様紹介

阿部 武志副会長

本日講師の先生でいらっしゃいます、視覚障害者ランナーでいらっしゃいます吉田良二様です。後ほど素晴らしい講演をお願いしてあります。
それから、浦和北ロータリークラブの福田剛紀様でございます。

会長の時間

三上 誠会長

 3月のお彼岸に自宅の庭にフキノトウ、ノビルが出たので妻が「ハマグリ」を買ってきてくれ日本酒を片手に春を自宅で満喫しました。

 そのハマグリ、昔、いたずらで何かだまそうとすると、「その手は桑名の焼き蛤」などといったもので、「食わぬ」と「くわな」をかけた言葉がありました。
この三重県桑名の名産でもあるハマグリ、正に今頃が一つの旬になります。
この桑名では2日(日)に「東建ホームメイトカップ」男子ゴルフツアー開幕戦が開催され今平周吾が-20で優勝しました。ゴルフやらない方に解説すると唯一点数を減らすスポーツなのです。
 おっと!今日はハマグリの話でした。ハマグリは日本や朝鮮半島、台湾、中国本土など比較的広く分布、淡水の流入するところで干潟から推進12メートルくらいまでの浅瀬におり、アサリなどと共に潮干狩りの対象にも昔はなっていました。また、ハマグリは二枚の殻がぴたりと重なることから、「夫婦和合(ふうふわごう)」として、縁起の良い貝とされてます。そう言われてみると、日本の結婚式では、和食の際には、ハマグリのお吸い物がよく出ましたね。こうしたことを話しながら、昔やった、潮干狩りを今、懐かしく思い出しました。子供が小さいときに行ったきりで30年以上行ってないですね。

最後にやはりゴルフです。
先日話しました「マスターズ」が6日(木)から開催され睡眠不足がまたおきそうです。

幹事報告

淺海 剛次幹事

皆さん、こんにちは幹事の淺海です。本日の幹事報告をさせていただきます。

【会員異動について】
埼玉りそな銀行の支店長の篠宮さんが異動のため、退会ということになりました。近いうちに1度ご挨拶に来ていただけるようです。よろしくお願いします。


【市民文化フェアについて】
先日行われました。市民文化フェアの実行委員会より感謝状が届いております。
一読します。所沢ロータリクラブ殿 貴団体は、当該の活動に深いご理解を示され、市民文化フェアの運営に多大なる貢献をされました。よって、ここに感謝状を送り、新人のある感謝の意を表しますということです。


【企業見学会並びに花見例会のお礼】
先週の企業見学会並びに花見例会には多数の会員様、またご家族様にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。それとですね、ご協力していただきました二上職業奉士委員長並びに井関親睦委員長にはお骨折りいただき、誠にありがとうございました。


【ベルヴィ ザ・グラン様より】
コロナウイルスに対する緩和により、ベルヴィ様の方で飛沫防止板を撤去しました。見ればわかるんですけども報告いたします。


【トルコシリア地震災害支援のお願い】
2月地区よりトルコシリア地震災害支援のお願いが届いておりました。本日の理事会で前回ウクライナ支援と同様に、会員1人頭2000円の支援金を送るということを決定いたしましたので、ご報告いたしますえ、よろしくお願いします。


【今後の例会予定】
本日は視覚障害ランナーの吉田良二様に卓話をお願いしております。後ほどよろしくお願いいたします。
来週11日は講師として、元東京都副知事で、警視庁生活安全局長の竹花豊様に、我が国の治安をまもる守る鍵。また石原都知事のことについて、卓話をお願いしております。竹花様は、今年の新年会、西武の8階の桃源酒家行ったんですけれども、そちらの社長様でございます。
翌週は18日、こちらは親睦旅行が伊豆方面で16・17日で行われますので、そちらの振替休日となります。よろしくお願いします。なお、今現在親睦旅行の参加者は18名19名となっております。井関さん色々よろしくお願いいたします。
4月25日及び5月2日は定款の規定により休会となります。
5月9日第1例会ですけれども、こちらは講師として出光興産株式会社、モビリティー戦略室担当マネージャーの朝日 洋充様に演題として、出光興産のモビリティ戦略についてということで、卓話をお願いしております。


【6月の例会変更】
6月の例会の予定が変更となります。
6月6日はクラブ協議会となっておりましたけれども、梅沢さんの方から暑い日が続くとホタルが早めに生まれるので、スケジュールに合わせると間に合わなくなってしまう。とのことでしたので、ホタル鑑賞例会にさせていただきます。
翌週13日がクラブ協議会。
それから20日の休会の日が新規引継ぎ会をここで行わせていただきます。休会ではなくなりますのでご注意ください。
27日こちらは最終夜間例会となります。こちら場所は木曽路になりますのでよろしくお願いいたします。


【例会変更連絡】
飯能ロータリークラブ様、入間ロータリクラブ様、所沢中央ロータリクラブ様よりい届いております。メイキャップされる方は、事務局にお問い合わせください。

詐欺に関する注意喚起・セクハラ事案に関する提訴の通知のFAXについて

五十嵐 俊昭 会長エレクト

皆さんこんにちは。私の方から1つ注意喚起です。当社に昨日の7時半ぐらいにFAXが届きました。内容は何かと言いますと、セクハラ事案に関する提訴の通知ということでした。3月28日に提訴したというこでした。はっきり言って全く身に覚えがなくて怖くなりまして、中井さんに連絡取るのも夜遅かったもんですから、いろんな会社の社長の友達に色々聞きました。もうすでに回ってたらしくて、当社は渋谷のも事業所があるんですが、渋谷と新宿、港区の会社さんに同じ文章で送られてきてました。
 内容としては3月に辞めた女子社員がセクハラで訴えたということなんですが、3月に辞めた社員もいませんし、女性社員は当社が多いのが事実なんですけど、これを見た時にやっぱり身に覚えは全くないんですけど、一瞬焦るというのがありました。聞くところによると、これ関東全域に送られてるらしいです。本当に昨日の今日の話でこういうFAXが来てるもんですから十分注意していただいて、身に覚えがある方もない方も気を付けてください。そんな形で皆さんに注意喚起っていう形でお知らせしたいと思いましてお時間いただきました。

委員会報告

親睦活動委員会
井関 克行委員長

 皆さんこんにちは親睦委員長の井関でございます。
 先ほど淺海幹事からお話ありました4月16・17日の親睦旅行の件でございます。現在20名の皆様から大変お忙しい中でありますけれどもご参加をいただくということでお話をいただいております。今、ジャパンスタートラベルさんという旅行会社さんと色々とこう最終調整ということをさせていただいております。行程的にもゆっくりと伊豆をお楽しみいただける内容となっておりますので、ぜひともよろしくお願いいたします。
 集合は所沢駅東口、朝午前8時にバス出発ということで変わりございませんのでよろしくお願いいたします。それと、今回の旅行につきまして、旅行支援がちょっと使えそうでございまして、ご参加いただける方におかれましては、お手数なんですけれども、接種証明書をご持参をいただければと思いますのでよろしくお願いいたします。
それと、参加費につきましてでありますけれども、後日改めてご案内をさせていただきます。各自お振込みをいただくような形になりますのでよろしくお願いいたします。

スマイルボックス

スマイルボックス委員会
中村 有佑 副委員長

三上年度:425,701円

三上 誠会長 阿部 武志副会長 淺海 剛次幹事
先週3月28日は企業見学会並びに花見例会には多くの会員様ご家族様にお越しいただき誠に有難うございました。

三上 誠会長
去る3月23日におこなわれました第2回三上年度で遠慮もなくグロス87で優勝してしまいましたのでニコニコいたします。皆様の御参加ありがとうございます。

武藤 力夫さん
三上年度で第2回ゴルフコンペで、3位とニアピン賞になりました。同伴競技者の當眞さん、道口さん、三浦さんお世話になりました。ニコニコさせていただきます。


本橋 敬明さん
先日行われた第2回三上年度ゴルフコンペで第2位に入賞しました。そして、多くのみなさまにご参加頂き、担当として感謝申し上げます。入賞と感謝を込めてニコニコします。

橋本 幹男さん
先日のゴルフコンペはあいにくのお天気でしたが楽しくラウンドさせていただきました。スコアはいつも通りでしたが三上会長優勝おめでとうございました。&夜はごちそうさまでした。

高橋 興基さん
お久しぶりで申し訳ございません

日髙 勉さん
吉田良二様、本日はご講演ありがとうございます。打ち合わせよりご協力重ねて御礼を申し上げます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

福田 剛紀様(浦和北RC)
さいたまブロンコスの恩人日向社長にご挨拶に伺いました。本日はどうぞ宜しくお願い申し上げます。

日向 貴一さん
福田さん、本日は大変お忙しい中メイキャップ頂き大変ありがとうございます。

日向 貴一さん 二上 昌弘さん 井関 克行さん 三浦 峰高さん 加藤 和伸さん 丸山 茂幸さん
ご協賛頂きました、第38回市民文化フェアがおかげさまで晴天のもと大成功裏に終える事ができました。本当にありがとうございました。2日間で18万人の方々にご来場頂きました。

出席報告

出席向上委員会
市川 雅巳委員長

例会    総数  出席       欠席   %
2890回  60名  41名(Zoom 2名)  19名  70.69%

卓話
講師紹介

プログラム委員会
日髙 勉さん

皆様改めましてこんにちは。本日のご講師のご紹介をさせていただきます。吉田良二さんになります。
幼少より盲目でランナーで競技に目覚めまして、高校の時には全国の優勝されております。一旦競技を離れて、また再度市民ランナーとして活躍されております。こちらの卓話の方にぜひ、一般市民ランナーとしてのご講演をいただきたいと思ってまして、今回ご紹介申し上げます。吉田さんよろしくお願いいたします。

卓話

講師:吉田良二様(視覚障害者ランナー)
演題:「視覚障害者ランナーの現状」

皆さんおはようございます。
本日はお招きいただきましてありがとうございます。本日私がお話しするのは、視覚障害者ランナーの現状。誰もがいつでも楽しく走ったり歩いたりできる世界へというテーマでお話をさせていただきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。(真っ黒のスライドを表示)現在この今スクリーンに映ってる真っ黒なスライド、これがまさに私の生きてる世界になります。私は目が全く見えません。もし、今この瞬間、皆さんが目が突然悪くなったとしたら、皆さんどうしますか。30秒間数えますので、少し目を閉じていただいて、今、もし自分が目が見えなくなったらどうしようというのをちょっと想像しながら、視覚障害者を体感してもらえたらなと思います。それでは目を閉じてください。スタートしてください。皆さんいかがでしたか。目が全く見えない世界ってなかなか想像しらづらいと思うんですが、どうやってご飯食べるかな。どうやって会社に戻ろうとか、仕事どうやってしようとか、家でどういう風に生活しよう。いろんな不安が心の中に渦巻いたと思います。まさに私はそんな真っ暗闇の不安と戦いながら生活しているわけですが、私には大切にしてることがあります。それは走ることです。東京マラソン2023に出場しました。フルマラソンに参加しまして、4時間6分で完走することができました。非常に多くのランナーがいて、なかなか走りづらかったのでこのぐらいの時間かかってしまったんですが、本来であれば3時間45分とかそれ以上で走れるかな思います。
改めて自己紹介させていただきます。吉田良二と言います。42歳です。北海道の函館に生まれまして、横浜で育ちました。生まれつきの視覚障害でほぼ全盲です。皆さんのように、文字を読むことや、色を識別することが残念ながらできません。幼少時代は、盲学校と言われる視覚障害者が通う学校で過ごしました。そこで点字を学びました。今まさに私が読んでる原稿です。こちらの点字を学んだり、外で歩くすべを学んだり、目が見えなくても社会で生きていくすべを学びました。学校に通う人たちは、みんな視覚障害のある仲間、子供たちで、先生も障害に対して理解のある先生がいました。そして校舎もバリアフリーが進んでいて、私自身、その学校に通っていて視覚障害者であることを全く感じさせないぐらい普通の少年時代を送っていました。では、日常生活どういう風に送ってるかということですが、白杖、白い杖を使用し歩行してます。皆さんも街中で白い杖をついて足元のぼつぼつの黄色いブロック、点字ブロックと言いますが、に従って歩いてる人見かけた方もあると思うんですが、まさにそれが私です。音声パソコンを使用し、事務の仕事をしてます。今日は有給を取りこちらに参りました。スマホを使用し、メールやlineも使っています。スマホには、ボイスオーバー機能というものがありまして、メールやlineは問題なく使用できます。そして、家にはgoogleホームをがあり、ニュースや天気をチェックし、そして音楽を楽しんでます。そして、これが1番大事なのですが、週末はランニングを楽しんでいます。こんななお話をすると、普通じゃないですか。とふうに思われると思うんですが、私にとってみれば、それが当たり前の世界であり、普通に生活を送っていると思ってます。ただ、私にはサポートしてくれる人が不可欠です。例えば、マラソンを走るときは、伴走者と言われるガイドランナーが必須になります。そんな私が実現したい世界は、誰もがいつでも楽しく走ったり、歩いたりできる世界です。皆さんにとって走ったり歩いたりすることってどうですか。人によっては苦痛だとか、めんどくさいって思う方多いと思いますが、私にとっては走ること、歩くことは、かけがえのない時間であり、私にとって非常に大切な時間になってます。また、多くの視覚障害者にとって自由に走ったり、歩いたりすることは難しいです。だからこそ、誰かしらのサポートが必要であり、今日は視覚障害者にとって走ること、歩くことっていうのは、当たり前のことではないんだと、そうした走ることを歩くことを楽しむには、自由に楽しむには、皆さんの協力が不可欠なんです。というお話を少しの時間ですがさせいただけたらな思います。
マラソンとの出会いについてですそもそも、私がマラソンに出会ったのは、小学5年生の時でした。空手の有段者だった運動好きの父の影響でマラソンを始めました。初めのうちは、2キロ走るのもやっと。おっかなびっくり走ってました。ただ初めて参加した大会で6位入賞することができ、マラソンって楽しいんだな。走るって楽しいんだな思いました。その時、伴走してくれたのは父でした。中学になり、部活に入りました。夏は水泳、冬はマラソンクラブに入り、運動に打ち込みました。元々負けず、嫌いな性格だった私は記録をどんどん更新していき、精神的にも肉体的にもどんどん成長していったな、と思います。そして、高校時代になり、陸上競技を本格的に始めました。専門は、1500メートルとか、800メートルと、いわゆるトラック競技で、中長距離と言われるものです。そして、当時は視覚障害者の全盲で、1500メートルとか、800メルメトル走るという人が、選手層が少なかったということもあり、全国大会に出場し、日本記録を打ち立てることができました。大学時代はフルマラソンにチャレンジし、3時間23分まで記録を伸ばしました。ただ、社会人になり、仕事が忙しい時期が続いたため、運動を一時期辞めていましたが、37歳になり、再びマラソンを再開して現在に至ります。現在は平日夜に1回、週末、土日は必ず走るようにしてます。私にとって、マラソンは本当になくてはならない存在です。私にとって走るとは、弱い自分を見つめ直すことが1つです。目が見えないということで、どうしてもできないことたくさんあります。不自由を感じることもたくさんあります。自分はダメだなと人よりも劣っているんだなと思うこともたまにあります。でも、そんな弱い自分を打ち消すために見つめ直して、さらにもっともっと強い自分になるために走っています。また、コンプレックスもあります。目が見えないというのは、最大のコンプレックスでもあるんですが、目が見えないからこそ、できることもたくさんあるんだと。目が見えなくても、健常者よりも走ることできるんだということを、私自身のこの姿を通して、世の中に発信していきたいな、思ってます。視覚障害者って、どんなイメージありますか?というある世論調査によると、何考えてるかわからないとか、とっつきにくいとか、怖いとか、どう接していいかわからないとか、何か手助けしないと何もできない人なんだというのが、実は世の中のイメージのようです。ただ、私自身はそんなことはないとふうに思ってます。目が見えなくても、走ったり、歩いたり、十分やっていけるんだということをどんどん証明していきたいな、思ってます。そして、もっともっと人として成長していきたいな、思ってます。走ると時に不可欠なのが、この伴走ガイドというものです伴走というのは、障害者ランナーが安全に安心に走れるように、路面状況を説明し、走路の確保進行方法を伝えるなどして一緒に走ることです。その時、伴走者と障害者を繋ぐのが伴走ロープと言われるものです。通称「絆」と呼ばれるものなんですが、障害者ランナーと伴走者をつなぐ、まさに絆のようなものだと思ってます。私はそのロープを通じ、その人の呼吸を感じたり、どんな思いで伴走してくれるとでいるのかのを感じたりとか、もちろん、路面状態の微妙な変化も感じ取っています。そして、ビブスと言われるものも着用してます。ゼッケンのようなものを想像していただけたらな思います。そのゼッケンをつけることで、視覚障害者ランナーと伴走者がいるんだよ周りに発信し、安全を確保する役割があります。視覚障害者ランナーの伴走方法ということですが、視覚障害者って一言で言っても、いろんな障害の種類があります。私のように、全盲と言われるものと、少し見える、弱視と言われるものです。さらに、その中間には見えない弱視とか、少し見える弱視とか、いろんな形で障害の種類はあります。人それぞれです。私はこの全く見えない全盲の部類に入りますが、日常生活に全く支障のなく、1人で単独で走ることができる、弱視と言われる存在もあります。ただ、弱視の中にも伴走者をつけて、安全の確保しながら走れる人も中にはいます。視覚障害者といっても、いろんな障害の種類があるんだな、ということを知っていただけたらなと思います。そして、もう1つ走る位置、視覚障害者の横に伴走者がいつもいるわけですが、じゃあどの位置に立つのかということなんですが、障害者の左右どちらかは好みによります。私の場合は、右についたり、左についたり、両側でどちらでも行けますので、フルマラソンのような長距離を走る時は、半分は右側に立ってもらい、残りの半分は左側に立ってもらいという形でバランスを通るようにしてます。そして、お互いの内側で、手をうちがお互いの内側の手でロープをしっかり握るようにしてます。そこでのポイントと言われるのは、障害者よりも半方後ろにいなくちゃいけないということです。あくまでメインで走るのは、視覚障害者であり、その半歩後ろを伴走の方が走るということになっています。マラソン大会になると、視覚障害者ランナーよりも前に伴走者が出てしまうと、失格というケースがあります。実際、昨年、レガシーハーフマラソンという大会で、世界記録を目前にした視覚障害者が、ゴール直前に伴走者が前に出たために失格になってしまったというケースもあります。そして、走り方に関しては、お互いの内側を足を合わせて、まさに二人三脚の要領で走ります。腕も合わせると、より走りやすくなります。曲がり角の走り方としては、カーブの内側にいる人は、速度を落としたりとか、歩幅を狭めたりすることで、呼吸を合わせることができます。はい、次のスライドお願いします視覚障害者ランナーの伴走方法ということですが、進行方向の説明ということで、左右曲がり、角斜め、右方向など道なりにまっすぐ行くなど、進行方法を説明言葉で説明してもらってます。ちなみに、ちょっと皆さんにお聞きします。斜め右方向を視覚障害者にとって分かりやすく説明する方法って、どんな方法があると思いますか?私たちにとっては斜め右方向と言われても、どれぐらい右に体を傾ければいいのかな、というのはわかりづらいです。ですから、オクロック方式と言うんですが、前っすぐ前を12時とした時に1時の方向なのかとか、2時の方向なのかとか、あるいは左斜め、左の場合は11時の方向ですとか風に説明します。実はこれはいろんな形で応用ができまして、視覚障害者と一緒にご飯を食べる時とかが、もし機会がありましたら、6時の位置に箸がありますよとか、9時の位置にご飯がありますよとか、1時の方向にビールがありますよ。とかですね、そうした形で説明していただくとわかりやすかったりします。あるいは大きな皿に何種類か食材が乗ってる時は、その皿の位置で何時の方向に何がある説明していただけるとわかりやすいかなと思います。そうした説明がないと、例えばお刺身の皿は私わからなくてわさびを最初に食べてしまったとか、そういう経験もありました。余談ですが、そんなふうにして、走る方向とか向きとかっていうのを説明すると、視覚障害者にとって分かりやすいかなと思います。また、路面状況の説明というのも大事です。べコボコの砂利道とか、滑りやすいマンホールとか。そういったものも言葉で説明していただけると、より分かりやすく、かつ安全に走ることができます。歩道の少しの段差、「これは段差ですよ」言われても、下りの段差なのかなと上りの段差なのかなっていうのを不安に思います。ですから、上りの段差10センチとか、上りの段さ20センチとかふうに言っていただけると、よりわかりやすいかなと思います。坂道もどれぐらい坂道が続くのかなと。皆さんも想像していただけたらと思うんですが、上り坂を仮に走ってたとして、この登り坂どれぐらい続くのかなって気になりますよね。私も特にレースの時はこのりざどれだけ頑張ればいいんだろうと、ペース落とそうかなと。もう少し頑張れば上りきるかなというのは気になりますので、伴走の方に詳しく説明してもらったりもしてます。
走っている距離というものも大事です長い距離、走る時は1キロごとに教えてもらったりもしてます。そうしないと、皆さんは周りの景色を見ながら、あ、今どれぐらい進んでるのかなとか、どれぐらいの距離にいるのかな。位置にいるのかな、というの確認できるかもしれないですが、私は真っ暗な中で走っていますので、自分はどこを走ってるんだとどれぐらい走ってるんだろうっていうのは、確認することが難しいので、それも言葉で説明してもらってます。どんな形で走っているのか、東京マラソンの映像をちょっと見ていただけたらなと思います。自分と伴走者が呼吸を合わせて走ってるのがなんとなく想像できるかなと思うんですが、最初からそんなにたくさん走れたわけでもありませんし、伴走者の方も最初からできるわけではありません。
色々と伴走方法をお伝えして、いや、難しいんだなと自分にはできるかなとか思われた方もいるかもしれませんが、最初からできる方は1人もいません。私も伴走の方も、このバンバンクラブを通して、走り方を学びました伴走の仕方を学んでいます。
このバンバンクラブというのは、2005年に創立されました。視覚、聴覚、重複、重複というのは、様々な障害を合わせ持った方のことです。そして、知的身体障害を持った方がいます。そして、伴走者、伴歩、歩き専門の方もいます。そして、ランニング、ウォーキング、様々な体を動かすことをこのクラブでは楽しんでます。老若男女、幅広い年齢の方がおりまして、最高年齢、実は91歳の方もいます何歳になっても、伴走伴歩はできますそして、東京とその他近郊を中心に全国に1694人の会員がいます。視覚障害者、伴走者合わせてこれだけたくさんの人はいますが、実際に稼働している人は、この1割ぐらいかな思います。毎週土曜日の午前中、練習会を行ってます。練習会場は、代々木公園とここの近くですが、所沢航空公園の2か所になります。このバンバンクラブの特徴ってなんなのかということですが、参加予約、事前マッチング制になってます。バンバンクラブでは、障害者の走力に合わせて伴走者を選び、自分で走る組み合わせを決めることができます。伴走者にとっては、自分の走力に合った方と一緒に走ることができます。歩き専門という方は、一緒に歩くことができます。伴走指導でアイマスクランというものもやっていまして、初めのての方は、ガイドランナーが初回、このアイマスクランとか、実際にアイマスクをして歩いてみる。走ってみるそんなものを体験することで、少しずつ伴走について知っていただく機会も作ってます。また走力アップのための様々なイベントもやっています。桜を見る会、視覚障害者で見えないんですけども、ただ酒を飲みたいだけなのかもしれないですけど、飲み会をやったり、ハイキングに行ったりとか、旅行に行ったりとか、遠方のマラソン大会に参加するということもやってます。そして、視覚障害者と伴走者との交流も図ってたりしてます。このこの伴走者と視覚障害者の関係って不思議なもので、伴走者にとっては何かボランティアをしてあげてるとか、伴走をなんかやってあげてるという感覚ではなくて、一緒に楽しんでるとか、一緒に走ってる、歩いてる、練習してる、気分転換をしてる。そんな何かしてあげてるんだ、やってあげてるんだ。ではなくって、一緒にやることで、その時間を楽しんでいる。そんな感覚で、この会に参加してる聞いたことがあります。よくある質問ということで、QアンドAを紹介します。入会するにはどうすればいいですか。ということですが、このクラブのこのどんな形で、皆さんに入っていただけるのかな、というので少し紹介させていただきます。代々木公園と所沢航空公園で練習会をしてますので、ぜひお時間のある方は、ホームページから見学したいですとか、体験したいですというので、お問い合わせいただけたらなと思います。見学体験も受け入れてますそして、運動が苦手な方という方も大歓迎です。走るだけじゃなくて、歩き専門の方もいます。お手伝いだけの参加でもよいですか。ということで、給食給水というものも出すケースもありますので、あるいは荷物番をするということもありますので、どんな形でもお手伝いいただけるのであれば、非常に助かります。最後に皆さんのご案内です。伴走や伴法やってみたいなとか、少しでもちょっと興味あるなとかいう方、ご自身でもそうですし、もし周りにいらっしゃいましたら、ぜひ、こちらのホームページにアクセスしていただいて、お問い合わせお申し込みいただければなと思います。
まだまだ伴走者は不足してます伴走者も伴歩者も不足してます。皆さん、お1人、お1人の月に1回、1年に1回で構いません。お手伝いしていただけることが、私たち視覚障害者にとって、とってもかけがえのない存在であり。社会に繋がる機会だということをぜひ知っていただけたらなと思います。練習会の見学アンド体験ということで、代々木公園と、所沢航空公園の練習会の日程を書かせていただきました。ぜひ、皆さんのご協力をよろしくお願いします。本日はありがとうございました。

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