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カテゴリー: 卓話

  • くじけないで  

    2010年09月10日

    9/7の例会で山田直前会長の卓話の最後において紹介された詩の朗読部分です。
    鳥居さんに読んでいただきましたが読みてが感極まり・・・・。
    そこでブログにあげさせて頂きました。
    皆さんもどうぞじっくり読んでください。(英語版にできずすみません)
    セブン

    「くじけないで」
    柴田トヨ
    著者  柴田 トヨ(しばた・とよ)

    明治十四年 6月生まれ
    【夢】 自分の詩集が翻訳され、世界中の人に読んでもらう事

    ことば

    何気なく 言ったことばが
    人をどれだけ 傷つけていたか
    後になって気がつくことがある

    そんな時 わたしは急いで
    その人の 心の中をたずねて
    ごめんなさい
    と いいながら
    消しゴムと
    えんぴつで
    ことばを修正していく

    母 Ⅰ

    亡くなった母と同じ
    九十二歳をむかえた今
    母のことを思う

    老人ホームに母をたずねるたび
    その帰りはつらかった
    母をいつまでも見送る

    どんよりとした空
    風にゆれるコスモス
    今もはっきりおぼえている

    母 Ⅱ

    母のあとを

    風車を かざしながら

    追いかけていく

    風は優しく 陽はあたたかかった

    ふりむく母の笑顔に

    安どしながら

    早く大人になって 孝行したい

    そう思ったものだ

    母のとしを とうに越して

    今 私は

    初夏の風に 吹かれている

    若い母の声が聞こえる

    私 Ⅰ

    九十を過ぎてから

    詩を書くようになって

    毎日が 生きがいなんです

    体は やせ細って いるけれど

    目は 人の心を 見抜けるし

    耳は 風のささやきが よく聞こえる

    口はね とても達者なの

    「しっかり
    してますね」

    皆さん

    ほめて下さいます

    それが うれしくて

    またがんばれるの私

    思い出 Ⅰ

    子どもが
    さずかったことを
    告げた時
    あなたは

    「ほんとか うれしい
    おれはこれから
    まじめになって
    はたらくからな」

    そう 答えてくれた

    かたを並べて
    さくら並木の下を
    帰ったあの日
    私の 一番
    幸福だった日

    思い出 Ⅱ

    子どもと手をつないで
    あなたのかえりを
    待った駅
    大勢の人の中から

    あなたをみつけて
    手をふった

    三人で戻る小道に
    キンモクセイの甘い香り

    どこかの家から流れる
    ラジオのうた

    あの駅あの小道は
    今でも元気で
    いるかしら

    朝はくる

    一人で生きていくときめた時から

    強い女性になったの でも 大勢の人が

    手を差しのべてくれた

    素直に甘えることも 勇気だと わかったわ

    (私は不幸せ・・・)

    ためいきをついているあなた

    朝はかならず

    やってくる

    あさひも

    射してくるはずよ

    生きる力

    九十を超えた今一日一日が
    とても いとおしい

    ほおをなでる風

    友人からの電話
    たずねてくれる友達

    それぞれが私に
    生きる力を与えてくれる

    あなたに Ⅰ

    出来ないからって いじけてはだめ
    私にだって 九十六年間
    出来なかった事は山ほどある
    父母への孝行 子供の教育 数々の習い事

    でも 努力はしたのよ
    精いっぱい
    ねえ それが大事じゃないかしら

    さあ立ちあがって
    何かをつかむのよ
    悔いを 残さないために

    忘れる

    歳をとるたび

    いろいろなものを

    忘れてゆくような

    気がする

    人の名前
    いくつもの文字
    思いでのかずかず

    それを さびしいと
    思わなくなったのは
    どうしてだろう

    忘れてゆくことの幸福
    忘れてゆくことへの
    あきらめ

    ひぐらしの声が
    聞こえる

    くじけないで

    ねえ 不幸だなんて
    ため息をつかないで

    日ざしや そよ風は えこひいきしない
    夢は
    平等に 見られるのよ

    私つらいことがあったけれど
    生きていて 良かった

    あなたもくじけずに

    返事

    風が 耳元で
    「そろそろあの世に行きましょう」
    なんて 猫なで声でさそうのよ
    だから 私

    すぐに返事したの
    「あとすこしこっちにいるわ やり残した 事があるから」
    風は
    困った顔をして
    すーっとかえっていった

    秘密

    私ね 死にたいって 思ったことが
    何度もあったの

    でも詩を作りはじめて

    多くの人にはげまされた

    今はもう

    泣きごとはいわない

    九十八でも

    恋はするのよ

    夢だってみるの

    雲にだってのりたいわ

  • 卓話 所沢文化幼稚園 高橋知希先生

    2009年02月13日

    このたび、所沢ロータリークラブのご推薦により、
    GSEチームの一員として、アメリカ、
    ケンタッキー州を訪問いたしました。
    卓話 所沢文化幼稚園 高橋知希先生

    出発前には、約1年もの期間をかけて、
    毎月研修会を行っていただきました。
    貴重な時間をありがとうございました。

    ロータリークラブのみなさんや
    GSEの先輩方からの体験談を聞くことが出来、
    大きな期待を持つことが出来ました。
    お聞きしていたとおり、今までに
    経験したことのないようなすばらしい体験で、
    とてもよい時間を過ごすことができました。

    ケンタッキー州の各地ではRCおよびロータリアンのみなさんがとても温かく迎え入れてくれました。
    たくさんの出会いと別れ、初めて見るもの、初めて学んだこと、たくさんの経験が1ヶ月間の間に凝縮されていました。
    今回のGSEプログラムは何事にも変えがたい貴重な経験となりました。

    ケンタッキーを訪れ、広大な自然・緑の美しさに感動しました。
    果てしなく続く牧草地、どこまでも緑が続き、空の青さとのコントラストがすばらしいものでした。
    日本のように四季もあり、私たちが訪れた4月は日本と同じように花がきれいに咲き乱れる春でした。
    ケンタッキー州では家の庭にdog wood(ハナミズキ)が植えてある家がたくさんありました。

    ケンタッキー州での1ヶ月間はホームステイをして過ごすということで、出発前からかなりの緊張をしていました。
    1ヶ月もの間、海外に滞在したことなんてありませんでしたし、ホームステイもしたことなんてなかった私にとって、英語の生活圏に入って1ヶ月間を過ごすことが一番の不安でした。

    しかし、ホストファミリーに会ってみると、どのホストファミリーも「英語が話せないことなんて気にしなくていいよ。私たちだって日本語を話せないんだから。」と優しく言葉を掛けてくれました。
    この言葉は私にとってとてもありがたいものであり、不安を取り除いてくれるものでした。

    このように接してくれたことで、言葉の壁も次第に感じなくなり、少しずつではありましたがホストファミリーや関わったたくさんの方と英語での会話を自信を持って行うことが出来ました。

    どの地区でも最高のもてなしで、私たちを歓迎してくれました。
    ホストファミリーの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
    大変お世話になりました。

    そして、私の職業が幼稚園教諭ということからか、ホームステイをさせていただいた家庭の多くに子どもがいました。
    毎日一緒に遊んで楽しく過ごし、一緒に折り紙を折ってみたり、日本語を教えてあげたりと異文化交流も行いました。

    また、アメリカの家庭では躾をきちんとしていました。
    ご飯を食べている最中も、少しでもふざけるとお父さんやお母さんがすぐに注意していました。
    その怒り方も、私がホームステイをしていてもお構い無しに厳しいものでした。本気で怒っていました。

    家に誰が来ていようと、いつもと変わらぬ毎日の生活の中での躾をしっかりとしていることが見られ、子どもに対しての躾という部分を見ることが出来ました。

    今回、私たちGSEメンバーは異業種が集まってのチーム編成となりました。

    様々な企業を訪問し、また、各メンバーの職種に当てはまった職場も多数訪問いたしました。
    この異業種のメンバーが集まっての研修は、私はとても勉強になったと思います。

    日本の自分の職場にいるだけでは見ることや知ることの出来ない他の職種の中身を見ることが出来たからです。

    それは同時に、他のメンバーにも私の職業について感じたことや思ったことなど、様々な感想を持っていただけたのではないかと思います。

    企業を回り、その場で感じたことをメンバー同士で話したり、質問したりすることで、メンバー同士での会話でも職業研修になったり、情報交換になったと思います。

    私個人の職業研修としては、幼稚園にも訪問させていただきました。
    アメリカでは州によって教育制度が異なり、州独自の教育方針が採られていること、幼稚園の立地条件も日本とは異なり、小学校の校舎と併設していることなどを学ぶことができました。

    幼稚園の子どもたちも音楽室や美術室、体育館などを利用することが出来、良い環境で保育を進めることが出来ているのではないかと感じました。

    園庭に関しても広い敷地を有しており、また、ケンタッキー特有の芝が茂ったきれいな園庭でした。この広い敷地はわれわれの住む埼玉、そして私の住む東京の幼稚園には無い、かなりの広さのもので
    とても羨ましく思いました。

    保育室内にはパソコンが3台ほど常備されており、子どもたちが絵を描いたり、本を読んだりするのに使えるというものでした。
    日本の幼稚園では見たことがなかったので、これにはビックリしました。

    そして、何を教育の重点としているかというと、「ABCなど単語を読む」「しっかりとした単語の発音をする」「数を数えたり、足し算引き算の計算をする」「色彩感覚を養う」「遊びながらお金の使い方を学ぶ」
    などのように、日本で言えば小学校の教育に近いような内容のことを行っていました。

    また、担任は2人担任制(担任と補助)で保育を行う時には2人で子どもたちを細かく見れるようになっていました。

    特に算数の計算問題を行う時には、子どもたちを理解度別にグループ分けし、一人ひとりに丁寧に教えていました。

    教育現場の様々な部分を見ることが出来、日本と同じような悩みや苦労があることや、日本には無いすばらしい部分があったり、日本のほうが突出した、良いものを持っている部分があったりと、今回ケンタッキーの幼稚園を見たことで、今までには感じることの無かったことや、知ることがなかったこと、初めて考えるようになったこと、たくさんの思いを持つことが出来ました。

    この研修から感じたことを、今後の自分の保育や教育の場に活かして、今まで以上により良い保育を進めていくことが出来るようにしたいと思いました。

    初めてこのプログラムの話を耳にしたときには「きっと今までにないことを経験したり、いろいろなことを学ぶことが出来るのではないか。」「アメリカに行ってみたい!」そう思いました。

    まさに最初に思ったとおりこの一ヶ月間は本当に最高の経験が出来ました。

    日本を離れ、ケンタッキーで過ごしたことで、アメリカの文化や人々の温かさ、海外から見ることで初めて感じた日本のこと、日本のすばらしさ、日本にいただけでは決して考えることがなかったことや、
    体験することの出来なかったことがたくさんありました。

    このGSEプログラムは自分を大きく成長させてくれたことだと思います。

    微力ではありますが、ケンタッキーでの経験や学んだことを、今後、職場で活かすことや未来の幼児教育へと役立てて、より良い教育を行っていくことが出来ればと思います。

    様々な土地をめぐり、たくさんの人たちに出会い支えられ、無事に1ヶ月間を過ごせました。

    RCの方々、ホストファミリーのみなさん、研修でお世話になった人々、私たちをバックアップしてくださった2570地区の皆様、GSE委員会の皆様、所沢文化幼稚園の皆様、そして、所沢ロータリークラブの皆さん、本当にありがとうございました。

    温かいご支援があったからこそ、このような素晴らしい研修を行うことができました。
    心より感謝を申しあげます。
    ありがとうございました。

  • 第2278回例会 卓話『所沢RC今昔物語』

    2008年07月17日

    斉藤昌俊会員
    <斉藤昌俊会員>

    中井会長の方針は「エコ」であり、
    当クラブの慣行や継続事業の見直し、
    中井さん自身の身上も
    「CHANGE」「変化」=問題意識の高さ

    ○今年度の当RCの変化
    例会場、時間、当番の復活、昼食、会長挨拶なし、
    一枚会報、月一回の夜間例会の開催、
    名誉会員の依頼せず、年度始めの
    所沢地区内会長の表敬訪問は
    7分間の挨拶(途中退席なし)

    ○当クラブの特色
    A、バランスが良い
    年齢、キャリアー、性別、
    B、明るく、アクティブなクラブライフ
    地味ながら比較的に活発な活動、真面目

    ○今日の当クラブへの経緯
    1、例会場の変遷、例会時間の変遷、当番
    2、会報の変遷、
    3、委員会構成、小委員会の構成状況
    今年度、クラブ奉仕は10委、職業は2委、
    社会は4位、国際は4委

    創立時、15年後(1976~77)
    24年後(会長時)、
    2008~9年(現在)、

    当RCの特色は小委員会が多く、
    RI(地区)方針に忠実、(青少年交換、IAC、RAC、等)

    ○ 更に楽しく良いRCになる為に
    A、会員の職業分類を広く・量と質のバランス・
    会員の職業上のバランス・

    職業分類はその地域の職業の横断面を表しているか、
    (国立の機関や大学等所沢特有の事業所が
    ありながら会員になっていない・・)

    B、委員会別リーフレットの活用
    ・誰が何の委員になるか不明、
    その時のために予備知識を得て欲しい
    ・各委員会の活動は出来るだけ
    「リーフレット」に従って努力してみよう
    ・SAAの業務の工夫
    出席委員会報告委員会にあらず、促進(奨励)委員会、
    ・ロータリー情報教育の徹底
    (四大奉仕について最低2回実施)
    ・雑誌委員会の実例(7月第一回はRI会長の方針、
    出身、ガバナーの紹介等は必須)

    ○CLPについて(2004年に提言、
    翌年小冊子発行、翌々年、その指針発表)
    ・会員数の少ない(不活発な)RCを
    ボランティア組織として自立再生させる為・
    職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕の三委員会を廃止し
    奉仕プロジェクト委員会に集約・RI定款、細則、
    クラブ定款に無い、採択は各クラブが独自に判断
    ・34地区中、13地区(38%)がCLPを採用し、
    三大奉仕委員会を廃止し奉仕プロジェクトに
    一本化している様だが、この構成比に
    惑わさてはいけない、
    2007年規定審議会で、改めて
    四大委員会を位置つける提案が
    採択されたので今後はCLPへの流れは弱
    小クラブだけになろう、

    ■中井市長時代のエピソード(それは変化(変革))
    1、議員定数の削減
    2、文化会館・ミューズの建設(所沢の評価上昇、市民の自慢)
    3、所沢駅の東西通路の開通
    4、永年手付かずの道路開通への着手(元町交差点、航空公園駅からの直通道路)
    5、行政道路の国道昇格による管理コストダウン
    6、西所沢南口への着手(地主の反対で断念)
    7、時価93億円の国有地の無償払い下げ実現  等々

    41歳で突如デビューし、僅か一期、4年間で画期的な業績を挙げて知事選に出馬して華々しく散って政治の世界から未練残さず引退、
    所沢政界に評論家は不在、後任の市長もその業績に全く触れず、その業績を称える市民も稀、また自らの業績を誇ることなく、「知る人ぞ 知る」人物である、
    今年の所沢RCは楽しみである。

  • 第2277回例会 卓話『市内4クラブ会長幹事』

    2008年07月10日

    1.新所沢ロータリークラブ
    <会長:諸星浩一様、幹事:小林民生様>
    新所沢RC諸星会長
    ■所沢RCは新しい会場に移行されたが、新所沢RCは従来と同様に一年間はセレスで行っていく予定である■新所沢RCは昨年度ホームページ(HP)を立ち上げて一年間実施してきたが、最近は大分浸透してきた。アクセスは新所沢RCが一番多く、今年度もHPに全面的に力を入れていきたい。市内5クラブのみならず2570地区でも一番になるよう取り組んでいく■また、今年度は真下ガバナーからクラブの見直しを行っていくとの話がでているので、新所沢RCとしては若い会員もいることから入会金・会費のあり方についてクラブ協議会で検討していくことを考えている■これから一年間宜しくお願いします。

    2.所沢西ロータリークラブ
    <会長:小暮博文様、幹事:室伏秀樹様>
    所沢西RC小暮会長
    ■市内のクラブで最初にCLPを採用した。CLPという言葉も昨年の研修会で始めて聞いただけというところから始めた。今まで色々と調査し検討してきたが、今年から幹事会は全てCLPに基づき行っていく■CLPの特徴は4大奉仕委員会、5代委員会、会員増強委員会、社会奉仕委員会、ブライダル委員会、財団法人米山委員会、国際寺子屋委員会を組織させていることでありこれでスタートさせた。各種事業を継続させなくてはならないと考えており、市内5クラブの共同事業として仲間意識、子供達への奉仕、親睦を図っていく■また、RI会長は夢を形に、子供達に光をテーマとした活動として、書き損じはがきをユネスコ経由でネパールの学校建設、既に5つの校舎を完成させた■それから以前地元で処分場建設賛否議論の経験があったことから私は環境保全活動をテーマに取り組んでいく。近くにトトロの森、八幡田んぼもあることから行動と感動が得られるよう取り組んでいく■これから一年間頑張りますので宜しくお願いします。

    3.所沢東ロータリークラブ
    <会長:梶山虎雄様>
    所沢東RC梶山会長
    ■今日、この場に立って、IMでの取り組み等を通して所沢RCは歴史もあり、格調も高いなと感じている■東RCは先週7月3日に第一回の例会を開催したところであるが、市内第4番目のクラブとして誕生した。初代の市川会長から19年が経過し私で20年目となったところである■今回私の点鐘は888回となり末広がりで大変縁起の良い数字である。また、北京オリンピックも8月8日開始と良い年である■20周年を向かえ大人のRCとして責任と自覚を持って取り組み、会長職をまっとうするので親RCの皆さんにも暖かく見守って欲しい■2009年2月22日には20周年式典を行いたいと思っているので、皆様の来場をお待ちしています。これから宜しくお願いします。

    4.所沢中央ロータリークラブ
    <会長:桐原信一様、幹事:瀧島正男様>
    所沢中央RC桐原会長
    ■中央RCは新所沢RCの子なので所沢RCの孫にあたる。父親も所沢RCに世話になったし、昨年は倉片さんの雛人形の歴史の卓話もしてもらい婦人達に大変喜んでもらった経緯もあるので、今年も宜しくお願いしたい■それから、中央RCは17年経過したが会員が40名を切らないよう増強等の取り組みをしていきたい。なお、女性会員もいれたい。また、足尾銅山の森づくりに4年間参加し環境保全活動を行ったが、これからもやっていきたい■所沢RCの事業計画書はシッカリしているので良いところを真似したいと思っている■最後に人生を楽しみながらRC活動をしていきたいので宜しくお願いします。

  • 平成20年5月13日卓話

    2008年05月13日

    会長エレクト   中井眞一郎
    ─────────────────────────
    img_kaicho.jpg
    母の日の5月11日に熊谷の立正大学で地区協議会が開催され、大下さん・内田さん・三芳さん・石井さん・日向さん・高橋さん・池田さんと8名で参加し、一日勉強してきました。
    梅沢パストガバナーと栗原元地区幹事も地区役員としておいででした。
    次期国際ロータリーの会長は韓国の李さんです。

    李会長は、世界では肺炎やはしかなど、治療可能な病気で死んでいく5歳未満の子供が毎日3万人超えていることに衝撃を受け、2008年ー2009年度は子供の死亡率を低下させることを主要目的にしたいとして、次年度RIテーマを「夢をかたちに」としたとのことです。

    現在の世界の多くの子供にとっては、きれいな水と食べ物を得て、学校で学び、充実した人生を送って寿命を全うすることは見果てぬ夢にすぎない。
    このような子供達に光をあて「夢をかたちに」することを求めています。

    真下ガバナーエレクトは、「ロータリーの良き慣習を尊重し、悪しき慣習を見直す」ことを次年度方針とし、公認会計士さんらしく、クラブの見直しと改善を「クラブの棚卸し」という表現で各クラブに求め、先輩の反対があっても最低1つ以上改善することなどを求めています。

    CLP導入について地区は各クラブの自主的判断に任せると言いながらも今回の地区協議会でもCLPに沿った運営がされ、導入していないクラブの事務局にも定款細則変更案を送付し、次年度の各種報告では四大奉仕委員会毎の報告書自体なくし、少なくともガバナー事務所への報告はCLP導入クラブに合わせざるを得ないことになっています。

    CLP導入は自由だと言われても、既に外堀も内堀も埋められた上に、天守閣が十重二十重に取り囲まれた状況です。

    次年度の地区の事業をみても、米山奨学生や青少年交換、アクト、ライラなど青少年育成事業と会員増強、広報だけという印象です。

    ともかく次年度はCLP導入の検討と青少年に光を当てることが不可避であり、クラブ運営の見直しも強く求められました。

    私は李RI会長や真下ガバナーの方針を受けて、これまでの慣習や継続事業を改める予定です。
    先ずはこれまで高齢者に重点をおいていた奉仕活動を青少年育成に軸足を移したいと思っています。

    具体的にはベンチやマッサージチエアを所沢市の高齢者施設へ寄贈してきた事業と、文化幼稚園さんにおんぶにだっこでやってきた老人施設での蛍鑑賞会をとりやめ、青少年を対象とした事業に振り替えます。

    奉仕と親睦というロータリーの原点に帰って親睦の機会を増やします。

    先ず毎月の最終例会は原則として親睦例会にします。
    経費と親睦委員会の負担を減らすためクラブ協議会として副会長部門や4大奉仕部門に交代で主催して頂き、親睦委員会は暑気払いやクリスマスなどのいつもの親睦行事だけを担当することにします。

    真下ガバナーエレクトは、次年度は来年3月までと思って事業計画を立てるように要望されましたので、私は更に前倒して、当クラブの事業は原則として今年中に終了させ、来年は新年会と花見例会程度にして、3月7日のIMや4月18日、19日の地区大会、日時未定ですが新座での地区協議会など、地区行事と次年度への準備に時間をさくことを心がけます。

    蛍鑑賞会をとりやめるのは今年中にクラブの行事を終了させるという意味もあります。会員旅行も年内に行う予定です。

    次に、これまでは11時半から食事を用意して、開会までに食事をして、開会後は報告や挨拶、卓話を聞いて帰るということでしたが、これでは歓談の時間が少ないし、SAや事務局の負担が大きいと思い、次年度は食事は開会のセレモニーが終わった後に、歓談しながら召し上がって頂くことにします。

    開会前にお越し頂いた場合は、出来るだけ歓談して親睦を深めて頂きたいと思います。

    これまでは開会後、例会場で食事するのがはばかられましたが、今後は開会直前にこられても気兼ねなく食事ができ、多忙な会員が出席しやすい環境を作ります。
    机の配置も変えたいと思っています。

    又、次年度は目下の重要課題である、地球温暖化対策を実行することにします。

    猛暑のときだけでなく、1年中服装は自由にして、事業所での服装を着替えずに例会に出席されてもよいことにしたいと思います。

    バッチをどうするか検討中ですが、時間や服装面での障害を減らして、出席しやすくしたいと思います。

    ところで次年度は、例会場を所沢駅前の野村証券所沢支店に移します。
    東京や川越、飯能方面から出席するとき、あるいは東京などへ出かける場合、銀行や野村證券に限らず証券会社に行く場合や、買い物にも便宜になりますが、駐車場はありません。

    日榮会の駐車場の割引券は用意しますが、地球温暖化対策のささやかな実践として、出来るだけ例会には徒歩でお越し頂きたいと思っています。

    会員誕生や結婚記念の記念品と、会員旅行のおみやげは、ありがたいと同時に徒歩のときは面倒ですし、事業費からの引き落としも無視できない金額なので、記念品はご自宅にお届けするご夫人誕生記念だけにし、ニコニコの予算も大幅に減額します。

    広報の強化という観点から、次年度からホームページを開設し、例会の日時場所など、ロータリアン向けの情報のほか、市民の皆様にもロータリーを理解して頂く努力をしたいと思っています。
    週報は地球温暖化対策もあって原則A4一枚にします。

    別の問題ですが、会員の皆様には欠席の連絡はきちんとして頂きたいと思っています。

    無断欠席やドタキャンの場合、用意した食事が無駄になりますので、通常例会ではたとえば2000円、夜間例会では当日の会費額(3000円なら3000円)をペナルテーとして、ニコニコに自動引き落としさせて頂く予定です。

    欠席の連絡は前日の午後3時までに事務局へファクスでお願いします。

    ともかく次年度は真下ガバナーの方針通り、これまでの慣習や継続事業を見直して、私の考えで改善すべきと思う点を思い切って変更します。

    ご批判やご不満は遠慮なくお申し出下さい。
    私はよほどのこと以外はこの方針を変更しないつもりですが、次年度会長エレクトの山田さんは私と違って温厚な常識人ですから、皆様のご不満をしっかりと受け止めて運営されると思います。

    次年度幹事の三芳さんはじめ、役員・理事各位には大変なご苦労をおかけすることになり、申し訳なく思っております。

    会員の皆様には、ロータリの友情でご寛容の上で、次年度運営にご支援ご協力を心からお願い申し上げます。

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